今日の環境分析 2023年1月4日

昨日は、日本の祝日で流動性が低下している中、日本時間にUSDJPYが急落し昨年5月以来の水準となる129円台に入る局面がありました。欧州時間に入るとEURの急落やUSDの反発からEURUSDやGBPUSDなどの下落が目立ちました。その後は反発するなど、ボラティリティは高いものの方向感のない動きとなりました。トレンドの発生しにくい環境にあるためスイングトレードには適しませんが、レンジ内の動きと考えると限定的な利益を追求するのであればデイトレには最適な環境かもしれません。

通貨相関からは、JPYの強さが継続しています。USDも短期的には反発の動きから強さを回復しつつあります。反対にEURの短期的な弱さが目立ち、NZD・CADなども弱さが目立つようになりました。クロス円の売り、ドルストレートの買い、EUR関連通貨の売りに注目しています。

本日は、米国のISM製造業景況指数や12月開催分のFOMC議事録の公表があります。内容次第では、金利上昇の反転との判断がされて目先的に強い状況にあるUSDの反落につながる可能性もあります。USDの動きには注意したいと思います。

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