今日の環境分析 2022年12月28日

昨日も、小動きに推移しました。各通貨に反転の動きがみられますが、レンジ内にとどまっています。年末に向けて閑散な動きになっており、方向感をつかみにくい状況が継続しています。とはいうものの、ボラティリティは例年よりも高めにあるため、突発的な動きには警戒したいと思います。Mark’s Tradeでは、スイング(日足)でMark2の売りポジションを1通貨ペア継続しているのみです。このポジションは年内の決済を予定しています。デイトレ(1時間足)ではほとんどトレードチャンスがない状況にあります。年明けまでは見送り姿勢を維持していきたいと思います。

通貨相関からは、下位足で反転の動きを確認できます。JPYの弱さとCAD・AUDの強さがその動きで、クロス円・CAD関連通貨に短期的なトレンドを確認することができます。方向感はマチマチとなっており、GBP・NZDの弱さ以外は方向感をつかみにくい状況が続いています。GBP関連通貨に注目していますが、年末でもあることから見送りもありだと思います。

本日は、日銀サプライズの際の金融政策決定会合における主な意見公表が行われます。利上げを否定する内容と思われますが、来年の利上げにむけた意見が出たのか否かに注目しています。年内もあと3日です。流動性が低下していることから、突然スプレッドが拡大することがまれに発生します。スイングは年明けまで完全に見送り姿勢としています。デイトレは見送りを前提に、レンジ内トレードを原則として慎重な姿勢で臨みたいと思います。