今日の環境分析 2022年12月26日

先週末金曜日は、クリスマスを前に閑散とした市場となりました。AUDJPYが底値圏で反発の動きを見せた以外は、小動きに推移しました。先週の日銀ショックで変動した価格水準を確認する動きが続いています。Mark’s Tradeにおいても、日足・4時間足ともにトレンドの発生を確認できる通貨はありません。

通貨相関からは、AUD・CADの反発の動き、NZD・GBP・JPYの弱さが目立ちました。EUR・USDの強さは継続しています。しかし、全般に方向感のない展開となっているため、レンジ内の動きと判断し、見送り姿勢で臨みたいと思います。

今週は、年末最終週となるため、方向感のない展開を想定しています。重要な経済指標の発表はなく、大きな材料に乏しい週となります。逆に重要度の低い指標でも過剰反応する可能性もあります。本日は、日本を除くほとんどの国でクリスマスの休日で金融市場は休場となり、明日も英国・カナダなどの主要国は休場となります。為替市場は開いていても、市場参加者が少ないため方向感のない動きになると思われます。参加者が少ない分、ちょっとした動きが過剰反応となることも想定されますが、レンジ内の動きと考えてトレンドの発生は年明けまで待ちたいと思います。本日は、海外FX会社の多くが休みとしているため、MT4を利用されている方はご利用会社の取引時間に注意ください。