今日の環境分析 2022年12月6日

前週末の雇用統計に続き、ISM非製造業景況指数も予想を上回り、米国金利が上昇しUSDが強い展開となりました。次回のFOMCで利上げ幅を0.5%に圧縮するのは既定路線になっていますが、利上げのゴールが遠のいた印象にあります。通貨の動きはモメンタムにあると考えています。米国の利上げペースが鈍化していることに違いはないので、利上げペースを強めるUSD以外の動きの良さにつながっています。

通貨相関からは、このような動きはUSDで相対的な弱さで表れています。USD・AUD・CADの弱さが継続しています。NZDの強さは一服しており、JPY・GBPの強さを確認できます、クロス円通貨中心にこれら通貨の組み合わせに注目したいと思います。

本日は、オーストラリアの政策金利が発表されます。AUDの弱さが継続していることから、政策金利の発表時にはトレンドが継続するのか、反転するのか注目しています。

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