Mark’s Tradeのデイトレード

読者様からの要望を頂きましたので、2022年7月から、Mark’s Tradeのデイトレードの実績も紹介することにしました。基本的に、エントリーからエグジットまでを1時間足チャートだけで判断するので、シンプルなトレード方法だと思います。チャートを見るのも1時間に1回です。JPY・USD・EUR・GBP・AUD・CADの6通貨のうち、12通貨ペアを対象にしています。(12通貨ペア:USDJPY・EURJPY・GBPJPY・AUDJPY・EURUSD・GBPUSD・AUDUSD・USDCAD・EURAUD・EURCAD・GBPAUD・GBPCAD)

デイトレードは、1時間足に対して、Mark1のロジックを基本戦略とし、応用戦略2つを加えた3つのパターンでエントリーしています。見送り条件があるため、すべてのパターンでエントリーしているわけではありません。トレード時間は、8時から24時(夏時間、冬時間は25時)までとなります。24時には保有ポジションは決済サインが出ていない場合でも、必ず決済するようにしています。同時に複数ポジションを保有することが多いので、1通貨ペアのトレード単位には注意が必要となります。

(2022年7月)

(月次成績)

今日の環境分析 2022年8月1日

8月に入りました。海外勢の夏休み、国内のお盆休みなど、大きくは動きにくい月になります。しかし、足元の円高への反転の動きには注目です。USDJPYは140円を手前に反落した動きは天井形成とみるのか、それとも上昇トレンドは継続してるのか、今月の動きがどちらかの方向性を決めると思われます。日米の長期金利差が縮小する一方、日本銀行の金融緩和継続に強固な姿勢を維持していることなど、金利面で見ただけでも綱引きの状況にあります。多くのクロス円通貨は4時間足では下落トレンドを形成していますが、この動きが上位足に波及してくるかに注目しています。このところ、月初には大きく動くことが多くなってきています。本日は、月初と週初が重なる日になります。重なる日はチャート的に重要ポイントとなることが多いので、本日の値動きには注意しておきたいと思います。

通貨相関からは、JPYの強さやUSDの弱さは4時間足から日足へと波及してきました。月足・週足の方向性と真逆な点に注意したいと思います、下位足では、EUR・GBPが反転し強さが目立ち、マイナー通貨の弱さが目立ちます。ともに上位足との方向感が違っており、足元の動きの持続性に注目しておきたいと思います。

本日は、米国のISM製造業景況指数に注目です。足元の景況感を判断し、金融政策への影響度を見ておきたいと思います。オーストラリアの一部、スイス、カナダが祝日で金融市場が休場となります。想定外の動きにならないか関連通貨の動きには注視したいと思います。
今週は、火曜日にオーストラリア、木曜日に英国の政策金利が発表されます。ともに金融引き締めを継続しており、利上げ幅の水準に注目です。金曜日には米国の雇用統計が発表されます。米国の今後の金融政策を決定づける重要な指標の一つです。週末の雇用統計に向けてUSDの動きには警戒しておきたいと思います。