昨日は、AUDが反発し、AUDJPYが大きく動きました。
ここ数日の動きは、日足の調整波の動きになっており、四半期末特有のポジション整理かもしれません。調整のうごきであるのか、トレンド転換になるのか、方向感が確定するのを待ちたいと思います。
本日は、午前中の米国大統領選挙の候補者討論会に注目が集まっています。劣勢となっている現職のトランプ大統領が予想外の発言があった場合、市場にとっては大きな波乱要因になる可能性があります。
月末・四半期末であることから、ボラティリティの高い展開が想定されるので警戒が必要です。週末には米国雇用統計の発表もあり、今週は静観しているのが無難かもしれません。
今日の環境分析 2020年9月29日
昨日は、GBPの反転の動きが強まりましたが、その動きの大部分は売りポジションの決済に伴う上昇のようでした。
このため、上位足の重要抵抗線付近まで上昇すると一服し、反落する動きとなりました。
日中は大きく動きましたが、終値で比較すると通常の変化幅に留まりました。
今週は、月末とともに四半期末であることから、昨日のGBPのようにポジションを整理(決済)する動きが強まる傾向にあります。
ちょっとした動きがオーバーシュートとなりえますので、動きに惑わされることのないように注意してください。
上位足の重要抵抗線を意識していると、動きの目途が判断できると思います。
昨日も書きましたが、ミドルバンドとの位置関係に注目する必要があります。
足元では、下位足の調整の動きに注目です。日足へ波及するのか、反発・反落に転じるのか、動きを見ていきたいと思います。
今日の環境分析 2020年9月28日
週末の作業の一つに、週足の確認があります。
週足では、複数の通貨ペアがミドルバンドを抜けてきました。
これは、領域の転換を意味しています。
週足の領域が転換した通貨ペアの多くは、日足ですでに転換した方向へのトレンドが始まっています。月足にも同様のことが言えます。
上位足の領域転換に伴って、大きな流れを生むことはよくあります。
今週は、月足の確定に注目していきたいと思っています。
通貨相関からは、週足のみが他の時間足と強弱感が異なっています。
週足の領域転換が進むと、上位足から下位足まで方向感が揃うので、今週の動きには注目していきたいと思います。
USDの強さが継続し、GBPには反転の動きがみられます。
今週は、月末特有の動きが想定されるので、警戒していきたいと思います。
9月第4週の決済トレード
9月第4週は、6勝3敗となりました。
上位足の重要抵抗線を意識していたためエントリーの遅れた通貨があり、若干、収益を削る結果となりました。
また、一部通貨ペアでは、トレンド発生との判断したものの、レンジ内の動きであったことから、損切になってしまいました。
複数のポジションが週またぎで保有できる状況ですが、月末が近いことから週末に決済しました。
このため、現在、保有ポジションはありません。
来週は、月末、四半期末であることから、ポジション保有には慎重に対応したいと考えています。
時間帯別ボラティリティ 2020年9月第4週
足元、欧州時間のボラティリティが高まる傾向にありますが、30日平均でみると低調な水準にあるといえます。
AUDの調整の動きを受けて、前週のNZD系通貨に続きAUD系通貨のボラティリティが高まりました。
今日の環境分析 2020年9月25日
USDの強さは継続しているものの、JPYの強さが一服してきた模様です。
このため、クロス円は調整の動きを強めています。
多くの通貨ペアで下位足では方向感の分かりにくい動きがみられます。
上位足の重要抵抗線を意識した動きともとれます。
週末であること、月末・四半期末が近いことから、慎重な対応が必要です。
今日の環境分析 2020年9月24日
昨日は、オセアニア通貨が大きく動き、日本時間のボラティリティが高まりました。
AUD・NZDの弱さが際立ったため、通貨相関(強弱順位)では中位の通貨でも強めの動きになっています。
このため、通貨の組み合わせに注意しないと、想定外の動きになることがあります。
例えば、比較的弱い順位にあるGBPと最も弱い通貨のAUD・NZDとの組み合わせである、GBPAUD・GBPNZDは昨日大きく上昇しました。
GBPは弱い通貨と継続して判断していますが、弱い通貨同士の組み合わせでも弱さの順位に注意しないといけない好例となりました。
JPY・USDの弱さは継続しています。
このため、USDJPYを除くクロス円通貨やドルストレート通貨には継続して注目しています。
今日の環境分析 2020年9月23日
USD・JPYの強さが継続しています。
このため、USDJPYの動きは判断しづらい状況ですが、ドルストレート通貨やクロス円通貨にトレンドを確認することができます。
本日は、夕方に欧州・英国のPMIが発表されます。
足元、欧州・英国では、新型コロナの再拡大の動きが金融市場の波乱要因になっていることから、景気指標には注目されます。
市場全般に、要人発言などからボラティリティの高い値動きの荒い展開となってきています。
大きな流れには変化はないため、目先の動きに惑わされることのないように注意したいと思います。
今日の環境分析 2020年9月22日
昨日は、NZD系通貨が大きく動きました。大きく動いた後だけに反発の動きも想定されますが、一旦は見送り通貨になったと思います。
JPYの強さは継続しているため、クロス円の弱い基調は継続しています。
ただ、多くの通貨ペアで上位足の重要抵抗線を控えており、もみ合いながらのトレンド継続と考えています。
また、EURGBPの動きから、再びEURがGBP対比で相対的に強い流れになりそうです。
昨日は欧州時間に大きな動きがみられたように、直近は欧州時間のボラティリティが高まっています。
今日の環境分析 2020年9月21日
週明け、目立つ窓開けもなく、おとなしい始まりとなりました。
NZD・JPYの強さ、EUR・AUD・CADの弱さが顕著です。
クロス円の一部には日足でトレンドの確認ができ、この動きが週足の調整波に波及しています。
長期のトレンド転換になるのか、今後の動きに注目です。
今日は、日本は祝日のため、欧州時間からの展開に注目しています。