今日の環境分析 2020年9月10日

GBPの弱さは継続していますが、スピード調整のようなもみあいの動きになっています。

前日に1%以上の変動となる通貨ペアが多かったために、その反動を想定していましたが、反転の動きは予想外に大きなものではありませんでした。
7月にも同様の動きがあった時は、翌日には前日の動きを否定する同等の動きを見せていました。
このため、足元で動き出した方向感に変化はないと考えています。

本日は、20:45に欧州中央銀行(ECB)の政策金利と声明が発表され、21:30にはECB総裁の記者会見があります。
政策金利そのものよりも声明・総裁発言に注目しています。
EUR高をけん制する内容があるのかなど、方向感を決定づける可能性が高いと考えています。

AUDの強さが戻ってきていますがマイナー通貨全般に弱い展開にあることから、これら通貨と強さの回復しつつあるJPY・USDとの組み合わせに注目しています。
EURはECBの政策金利の発表を控えているため、慎重な対応が求められると思います。