週足と4時間足では方向感が逆になっています。日足ではボリンジャーバンドのミドルバンドを抜ける通貨が現れ、通貨の強弱感が逆転しつつあります。足元では、早くから中国経済の悪化を織り込んだAUDなどマイナー通貨が強含む展開が続いており、USDを筆頭にメジャー通貨の弱さが目立ちます。特にUSDは、新型コロナの感染拡大をうけて米国経済の悪化は避けきれないものになっています。このため、USDの弱さが際立っています。しかし、明日の年度末を挟んで資金フローに変化が生じ、思わぬ展開が発生する可能性もあります。このため、今週は一層慎重な投資姿勢が必要と思います。