昨日は、米国に続いて日本も金融政策の実施が発表されました。また、中国の1-2月期の経済指標が発表され、中国経済の悪化を確認できました。世界の金融政策は出尽くしてきており、今後は財政政策の拡大に頼らざるを得ません。大胆な財政政策が実行されても、各国経済の悪化は避けられません。株価は、株価収益率×1株当たり利益で計算されることがあります。投資家のリスク回避の動きから株価収益率が低下し、企業業績悪化懸念から1株当たり利益が低下していれば、 株価が下落するのは当然の帰結です。
通貨相関では再び強弱関係が明確になってきました。メジャー通貨とマイナー通貨の強弱は投資機会をもたらすと思います。ボラティリティの異常な高さが続いているため、ちょっとした材料で大きな変動を招くことがあります。スイングトレードといえども、資金管理の観点から短期トレードにせざるを得ない状況にあると思います。