先週決済を迎えた通貨は、1勝5敗となりました。先週紹介したUSDJPYは重要抵抗線での決済をすれば+80.3pipsだったものが、決済サインまで待った結果マイナスになりました。このように、多くのポジションでトレンドの初動との判断が覆され、反転した結果、大きなマイナスになりました。決済後の動きをみると、早めの決済ができたことを良しとすべきかと思います。前週は10通貨にエントリーサインが発生し、うちAUDCADのみ週内に決済を迎えています。9通貨は継続保有していますが、多くが評価益となっています。評価益を加味した数字が、ブログのヘッダーのグラフに示されています。
時間帯別ボラティリティ 2020年2月第4週
全般に、ボラティリティが底上げされてきました。多くの通貨でトレンド発生が確認出来てきました。ボラティリティの高まりとともに、トレンド局面の中での調整の動きも大きく発生しているので警戒が必要です。新型ウィルスの拡大がアジア圏から世界に広がっているので、マクロ要因からみた通貨選択が難しくなってきています。不透明感が強い中では、トレンドの始めから終わりを取るのではなく、途中を掬うトレードが良いと思います。
スワップ一覧(Axiory/BigBoss/XM)_2020/2/29
XMは先週に続き、微修正が行われているようです。その他のFX会社では変動がない状況になっています。プラススワップの通貨でも、今後の金融政策の変更でマイナススワップになる可能性があります。長期保有の場合には注意が必要です。
2020年2月28日の環境分析データ
世界的な景気不安が強まる中、リスクオフの動きが強まっており、世界的な株価下落につながっています。通貨の世界では、そのリスクオフの動きがメジャー通貨(USD・EUR・JPY)買いのマイナー通貨(AUD・CAD・NZD)売りにつながっています。GBPはBrexitの材料もあり、中立からマイナー通貨に位置づけられる動きになっています。メジャー通貨を中心にトレンドが形成されてきていますので、これら通貨に注目しています。ただし、本日は週末・月末であることから、極力、週またぎのポジションは解消しておくことを推奨しています。
2020年2月27日の環境分析データ
ボラティリティが高まってきており、トレンドの発生が確認できます。USD・JPYの強さが継続しており、AUD・CAD・NZDの弱さが目立っています。前回の高値・安値が接近してレンジ上限・下限と考えていた通貨が、確定してはいませんがレンジブレイクする動きを見せています。新たなトレンド入りと考えて動きに注視していきたいと思います。
2020年2月26日の環境分析データ
世界的な株価下落が続くなど、金融市場の混乱が進んでいます。スイングトレードでは、様々な情報の影響を受けることが強くなります。現状では、極力、短期のトレードに徹するようにした方が良いと思います。AUD・NZDの弱さは継続していますが、徐々に他通貨の弱さに波及しています。いくつかの通貨では、4時間足ベースでのトレンドが発生してきており注目しています。
2020年2月25日の環境分析データ
新型ウィルスの影響が金融市場に明確に反映してきています。昨日のNYダウは史上三番目の下げを記録するなど、世界中の株式市場で下落が始まっています。アジアから欧州に患者分布が拡大してきていることで、世界中の資産はより安全資産に向かっています。この流れを受けて、より強い通貨への選別が進むものと思われます。
2020年2月24日の環境分析データ
新型ウィルスの拡大とともにリスク回避の動きが強まっています。週明けは窓開けで始まり、方向感をつかみにくい状況になっています。JPY・AUDの弱さが目立つ一方、EURが強含む動きが出てきました。USDJPYの上昇も一服感が出ており、目先の調整が想定される展開になってきました。
スワップ一覧(Axiory/BigBoss/XM)_2020/2/22
先週、2週間に1回程度の更新とコメントしましたが、動きが出てきたので、今週も更新しています。さらに、前週比をグラフに追加しました。個々の会社によって変動のあることが良くわかると思います。AxioryではNZD系通貨の変動が目立っています。
時間帯別ボラティリティ 2020年2月第3週
高ボラティリティ通貨に変動はありませんが、低ボラティリティ通貨に若干の高まりがみられます。クロス円やドルストレート通貨が動き出してきていることから、全般のボラティリティが底上げされてきています。徐々にトレンドを確認できる通貨が増えてきたので、今後ボラティリティの高まりが期待されます。