
AUDに追随したNZDに続き、CADの弱さが強まってきています。また、昨日のBOEの政策金利据え置きの発表の後、GBPの強さが急に際立ってきました。一方で、JPY・USDの相対的な強さが低減されており、注目していたクロス円やドルストレートの動きに陰りが見えてきています。今日は、週末・月末ですので、極力、ポジションの解消をお勧めします。週明け、中国市場が休暇明けの再開されるため、警戒が必要と思われます。リスク要因を排除するため、スイングトレードとはいえ、ポジション未保有が望ましい局面と考えます。
GBP系2通貨の損失が大きく響きました。それぞれ、トレンドの初動との判断からサインが発生していましたが、継続せずに損切りになりました。GBPJPYは前週末金曜日に発生し、翌週初月曜日に決済となりました。サイン通りに表示していますが、金曜日のサインには注意が必要です。Mark’sTradeでは、週またぎのポジション保有は極力、推奨していません。
左の上下のチャートは、EURJPYの日足(上)と4時間足(下)のチャートです。買いサインが発生し損切りになりましたが、4時間足でみると日足の決済サインの前に反対のポジションである売りサインが発生しました。極めてレアケースですが、その後、日足でも売りサインが発生しました。トレンド転換の明確なサインといえます。