今日の環境分析 2023年3月9日

 昨日、カナダ中央銀行は、政策金利の据え置きを決定し、主要国で最初の利上げ停止となりました。再利上げの可能性は否定していないとするものの、年内の金利据え置きが予想されています。米国FRB議長は、前日に続き議会証言を下院で行い、前日同様に利上げ継続のコメントをしました。しかし、前日の過剰反応を意識したのか、今後の労働環境や物価の指標を参考に決定するとの文言を追加しました。

 通貨相関からは、USD・EUR・GBPのメジャー通貨の強さが継続しています。JPYは期間ごとにマチマチですが、強さが戻ってきています。一方で、マイナー通貨の弱さは、昨日のカナダの金利据え置きの動きに反映されるように、金融政策の先行性が反映していると思います。このため、強いメジャー通貨と弱いマイナー通貨の組み合わせに継続して注目しています。

 本日は、日本のGDP、中国の消費者物価指数、米国の新規失業保険申請件数に注目ですが、大きな動きを想定することは難しそうです。火曜日の大きな動きから1日おいたことで、目先の過熱感は解消してきており、動きやすい展開にあります。明日の米国の雇用統計の発表を意識した動きなると思われますが、大きな流れは継続していくと考えています。