スワップ一覧_2022/10/15(Axiory/BigBoss/XM/Titan)

今週は、米国で消費者物価指数や9月のFOMC議事要旨が公表されたことで、金融引締め継続強化を確認したことや、日銀総裁が金融緩和継続の発言をしたことで、USDJPYのロングとショートのスワップポイント差は拡大しました。
また、先週発表されたニュージーランドの政策金利の引上げが、AxioryとTitanに強く反映されました。GBPNZDでは、ショートポジションにおいて、XMのマイナススワップに対し、Titanは若干のプラススワップになっており、久々にプラスマイナスが併存することになりました。しかし、マイナススワップが大きいため、スワップ・アービトラージができる水準ではありません。

スワップポイントの意味合いを理解されていない方のために、スワップポイントについて説明させて頂きます。
例として、表の左上のAxioryのUSDJPYのスワップポイントは、ロングが10.06、ショートが-16.20となっています。これは、1日当たりに受け取る(マイナスの場合は支払い)金額にあたります。10万通貨の場合、1日またぐとロングで1,006円の受け取り、ショートで1,620円の支払いになります。ただし、水曜日には週末分を勘案するので3日分のスワップポイントが計上されることになります。
このように、スイングトレードでは保有しているだけで、スワップポイントによる損益が発生します。大きなマイナススワップも勘案して、通貨選択をしたいものです。

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