昨日は、EURAUDが大きく動いた以外は小動きに推移しました。USDJPYは139円台をうかがう動きを見せていますが、週末の雇用統計の発表を前に方向感をつかみにくい状況にあります。また、本日が月末であることから、ポジション調整の動きがみられました。レンジ抜けの動きを見せても、レンジの上限・下限からの反落・反発の動きもありました。
通貨相関からは、USD・EURの強さが継続しています。JPYの弱さは継続していますが、GBPの下落は弱まりました。AUDが強い状況から一転し、4時間足では最弱通貨になりました。JPYとUSD以外は、下位足が上位足と反対方向の動きにあることから、全般に方向感のつかみにくい状況にあります。
本日は、中国のPMI、欧州の消費者物価指数、カナダのGDPに注目です。また、新たな計算方法で算出されるADP全米雇用報告に注目です。週末に発表される米国雇用統計の発表前に方向性を確認されるので、内容次第では大きく動くことも想定しておく必要があります。
月末でもあることから、値動きには注意です。このところ、月末月初には大きな動きになることが多いことにも警戒したいと思います。