今日の環境分析 2022年2月7日

週末の米国の雇用統計の数字を受けて、USD関連通貨に変動がありました。
USDが再び強まってきています。
また、EURの強さも継続しています。

一方で、JPY・AUD・CAD・NZDの弱さが目立つようになってきました。
4時間足ではトレンドを確認できますが、日足ではトレンドの発生を確認するには難しい局面にあります。
上位足の抵抗線に警戒して取り組んでいきたいと思います。

スワップ一覧_2022/2/5 (Axiory/BigBoss/XM/Taitan/外為ファイネスト)

今週は、英国とEUの政策金利の発表がありました。BOEは連続利上げ、ECBは現状維持としました。これを受けて、GBP・EUR系通貨ペアのスワップポイントに大きな変動がありました。
なかでも、BigBossがEURUSDの売りポジションのスワップポイントを大きく引き下げたのが目立ちます。

今日の環境分析 2022年2月4日

昨日は、英国の連続利上げ・EUの現状維持となりました。これを受けて、GBPの上昇が加速しました。一方、ECB政策金利の現状維持を発表した際には大きな変動がなく、その後のECB総裁の年内利上げを否定しない発言を契機にEURの強さが際立ちました。EUR関連通貨ペアは1%以上の上昇となりました。

本日は、米国の雇用統計、カナダの失業率の発表があります。しばらく調整していたUSDの動きに注目したいと思います。
EUR・GBPの相対的な強さが目立つ一方で、JPYの弱さが継続しています。クロス円の強さが想定されます。

日足ベースでは、上位足の抵抗があるなど明確なサインを発生するまでに至っていません。4時間足では多くの通貨ペアでサインが発生していますが、大きな動きの後だけに注意が必要です。

今日の環境分析 2022年2月3日

本日は、英国とEUの政策金利の発表があります。発表を前に堅調な動きを見せていますが、発表内容を織り込み過ぎていないか注目です。通貨相関でみて相対的な強さは高まっていないため、発表前は静観し、発表後の動きから判断していきたいと思います。

日足ベースでは、明確なサインを確認できる通貨ペアはほとんどありません。収束の動きを強めていることから、動き出しを待ちたいと思います。

今日の環境分析 2022年2月2日

昨日、オーストラリアの政策金利の発表を受けて、AUDは材料出尽くし感から売られる局面もありましたが、その後は堅調な展開となりました。NZD対比でAUDの強さが継続しており、マイナー通貨の中での優位性が目立っています。

USDは連銀総裁の発言など、金融引き締めの動きの減速が懸念され、USDの頭を重たくさせています。しかし、長期的な金融政策に方向感が変わるわけではないため、深押しはしないと判断しています。

日足で見ると、多くの通貨ペアで調整の動きがでており、一部の通貨ペアではミドルバンドを抜けているものもあります。調整の動きからトレンドの転換につながるか、今週の重要な経済指標の発表を契機に確定してくると予想されます。

今日の環境分析 2022年2月1日

昨日は、反転の動きの中、サインが発生していた通貨ペアの多くで決済サインが発生しました。長期的なトレンドに変化はないと思いますが、短期的な反発局面にあると思われます。

全般に短期足で方向感のない局面にあり、収束感が強まってきています。安易な方向感を持たずに、動き出しを待ちたいと思います。

AUDに動きが出てきており、本日朝の小売売上高、昼の政策金利の発表に注目です。日中の値動きには警戒していきたい所です。