今日の環境分析 2022年2月4日

昨日は、英国の連続利上げ・EUの現状維持となりました。これを受けて、GBPの上昇が加速しました。一方、ECB政策金利の現状維持を発表した際には大きな変動がなく、その後のECB総裁の年内利上げを否定しない発言を契機にEURの強さが際立ちました。EUR関連通貨ペアは1%以上の上昇となりました。

本日は、米国の雇用統計、カナダの失業率の発表があります。しばらく調整していたUSDの動きに注目したいと思います。
EUR・GBPの相対的な強さが目立つ一方で、JPYの弱さが継続しています。クロス円の強さが想定されます。

日足ベースでは、上位足の抵抗があるなど明確なサインを発生するまでに至っていません。4時間足では多くの通貨ペアでサインが発生していますが、大きな動きの後だけに注意が必要です。