今日の環境分析 2020年5月19日

戦後最悪の景気悪化

昨日、日本の1-3月期のGDPが発表されました。2四半期連続のマイナスで前期比年率で△3.4%となりました。
昨年秋の消費税増税後の景気の落ち込みに加え、新型コロナの影響です。緊急事態宣言が発せられた4-6月期は一段の悪化が見込まれ、戦後最悪との観測もあります。
目先、コロナ感染は落ち着きがみられるものの、2次感染の懸念がある以上、本格的な景気回復が遠いと誰もが考えています。

米中関係の悪化もあり、グローバル経済においては協調回復が難しいと思います。であれば、個々の国力が問われる時代になると思います。

先週末の動きを週初は否定されました。
GBP系通貨の弱さは継続しているものの、EURGBPが高値圏でもみ合いとなっています。短期足が長期足に連動することが難しくなっており、短いサイクルで方向感が変化するので、早めの決済を心がけるしかなさそうです。