昨日、ユニクロのファーストリテイリング社の2月期の決算発表がありました。
柳井会長からは「戦後最大の人類の危機だ」とのコメントが発せられています。
同社の決算発表で、8月期の利益は38.5%減少する見通しとのことです。
株価は、株価収益率(PER) × 一株当たり利益(EPS) で表示することがあります。
利益の38.5%減少は、PERに変化がないと仮定して、株価の38.5%下落を意味します。
このように企業決算において、大きな利益の減少は株価の下落につながります。
また同社の株式は、日経平均株価の価格形成において重要な位置づけにあります。
その結果として、為替市場、なかでもUSDJPYには影響を与えるので注意が必要です。
本日から月曜日までは、キリスト系国家がイースター休暇に入るため、為替市場の流動性は低下してくることが想定されます。
新型コロナの影響で急激に拡大したボラタイルな動きが落ち着いてきていますが、市場参加者の少なさから予期せぬ値動きには警戒したいと思います。
4時間足のトレンドが徐々に日足に波及してきています。
週足と逆方向の動きが本格化しつつあり、週足の調整波の動きを強めています。
週明け、イースター休暇明けの動きを見越して、今日の相場に取り組むようにすることをお勧めします。静観するのもありかもしれません。