依然として、日足レンジの中で4時間足の収束の動きが続いています。週末のボラティリティはすべての通貨が30日平均対比を下回りました。
ボラティリティの落ち着きのようにみえますが、収束から発散の動きに変化してくれば、再び大きなボラティリティになる可能性があります。
通貨相関ではUSDの強さとAUDの弱さが目立っています。CADやEURは反転の動きがあり注意が必要です。
コロナ感染に伴う自粛疲れがあるように、相場の大きな変動にも自粛のような落ち着きを取り戻す動きがあり、現在はその局面と判断できます。
世界経済の停滞に伴う各国経済の回復潜在力の強弱感は、通貨の値動きが示してくれます。通貨の強弱を意識した通貨選択が必要です。