ロシアによるウクライナ侵攻を受けて、世界経済への悪影響が懸念され、株式・商品・為替市場が波乱にとんだ展開となりました。
為替市場では、大きなボラティリティとなりました。EURが最も悪影響となりましたが、GBP・JPYも弱い展開になりました。侵攻という事実を受けて、売り込まれていたEURなどは買戻しの動きもありましたが、今後の情勢次第では再度売り込まれていくことを想定する必要があります。
ウクライナ情勢が落ち着かない限り、世界的に利上げ方向に向かっていた金融政策は停滞する可能性が高まりました。また、原油などの値上がりによるインフレ懸念が強まっています。このため、資源国通貨の相対的な強さが目立っています。
一部の通貨ペアでは、大きく動き出してきています。上位足のレンジ内の動きともとれるので、方向性を間違えないようトレンドに乗っていきたいと思います。