2026年5月11日(月)今週は米CPIと中東情勢に警戒!

 先週末の米雇用統計では非農業部門雇用者数が予想を上回ったものの、平均時給の伸び悩みによるインフレ懸念後退からドル売りが継続しました。米ドル円は156円台で一進一退となり、週明けの市場は「窓開け」でスタートしています。現在は米ドルや円の窓埋めへの動きが注視されており、安易なエントリーは避けるべき局面です。通貨相関を確認すると、豪ドルが強含みポンドが弱い傾向にありますが、相場全体としては収束の動きが強まっており、明確な方向感を掴みづらい状況が続いています。
 今週は市場を大きく動かす重要イベントが控えています。特に火曜日に発表される米国消費者物価指数(CPI)や、ベッセント米財務長官と日本の高市首相・片山財務相による会談内容は今後の為替動向を左右する大きな焦点となります。本日は中国の消費者物価指数や米国の中古住宅販売件数が予定されているものの、全体的に材料不足であり、中東情勢などの地政学リスクにも警戒が必要です。リスクオンの空気は漂っていますが、FX市場ではトレンド転換の兆しを確認できるまで「様子見」を維持するのが賢明です。

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