先週は、方向感のないレンジ局面が続き、トレードのしにくい展開が続きました。
今週は、重要な経済指標の発表が続きます。特に、米国のISM景況指数と労働関連統計に注目が集まります。なかでも、金曜日の雇用統計には警戒したいと思います。また、利下げが予想されるECBの金融政策にも注目です。
トランプ大統領の関税発言に左右される展開は続いていますが、市場の反応は徐々に弱まっているように思います。市場の関心はFRBの金融政策に向かっているように思います。トランプ大統領の利下げ要請に対し、来週からブラックアウト期間を控えるFRB高官がどのような発言をするのか注目しています。
6月に入ったことで、市場の流動性は高まると考えています。個々の材料を消化しながら、トレンドの発生を待ちたいと思います。
6月2日(月)米国:ISM製造業景況指数
ニュージーランド・中国:祝日
6月3日(火)オーストラリア:RBA議事録公表
EU:消費者物価指数
米国:JOLTS求人数
6月4日(水)米国:ISM非製造業景況指数
ADP雇用統計
カナダ:政策金利
6月5日(木)EU:ECB政策金利
米国:新規失業保険申請件数
6月6日(金)米国:雇用統計
カナダ:雇用統計
今週の注目材料(6月2日~6月6日)
