スイス・英国の政策金利に警戒!_6/20(木)

今日の環境分析 2024年6月20日

 昨日発表された英国の消費者物価指数(CPI)は、前年比+2.0%となり、事前予想通りの結果となりました。+2%は3年ぶりの水準になります。CPIのうちサービスCPIは+5.7%と前月の+5.9%から減速したものの、依然として高水準にあります。このためインフレ鈍化が一段と進んだとの判断は難しいため、英国の利下げ開始は9月以降との市場見通しが優勢となっています。市場全般は、米国が祝日であったため様子見気分の強い展開となり、ボラティリティは低下し小動きとなりました。依然として方向感のつかみにくい展開が続いています。

 通貨相関からは、AUDの強さが継続しています。EUR・GBPの強さが目立つようになる一方で、USDの弱さが目立つようになってきました。上位足から下位足まで強さの揃っているAUD関連通貨の買いに注目しています。GBPは相対的な強さが見られますが、本日の金融政策を控えていることから慎重なスタンスで臨みたいと思います。

 強い通貨: AUD・GBP
 弱い通貨: JPY・USD

 日足   : AUD>NZD>CAD>GBP>USD>EUR>JPY
 4時間足 : AUD>EUR>GBP>CAD>USD>NZD>JPY

 本日は、スイスと英国の政策金利に警戒しています。英国は前日のCPIが+2.0%となったもの、総選挙を控えているため、今回は据置きとみられます。スイスも据置き見通しですが、3月以来の利下げの可能性が少なからずあります。ともに、サプライズはないと想定していますが、次回以降の金融政策への言及があるのか注意したいと思います。また、米国の新規失業保険申請件数にも注目しています。足元の雇用環境を反映した結果となるため、市場への反応度は高いと思われます。同時刻には、フィラデルフィア連銀景況指数も発表されるので、USDの動きを注視したいと思います。