今日の環境分析 2022年11月23日

昨日は、全般に小動きに推移しました。調整の動きを強めており、Mark’s Tradeの日足のスイングトレードでは21通貨ペアのうち1通貨ペアのみがサインの確認ができます。4時間足ではすべての通貨ペアにサインを確認できずにいます。デイトレードでも、昨日は9通貨ペアのすべてにトレードポイントを確認することができませんでした。このように、方向感のない動きにあるため、本日の欧米のPMIの発表が動き出す契機になることを期待しています。

通貨相関からは、日足と4時間足の方向感の違いから分かりにくい展開となっています。そのなかで、NZDの強さやAUD・CAD・EURの弱さが確認できます。通常のトレンドを確認できる局面と違い、全般に強弱感の明確さがないため、短期的視点にたってこれらの通貨に注目しておきたいと思います。

本日は、欧米のPMIに注目です。足元の経済環境を反映した数値となるため、今後の金融政策の方向性を判断しやすくなります。今後の利上げ政策よりも、いつ金融引締めペースを鈍化させるのかが重要視されています。発表時間後の値動きに注意したいと思います。また、日本時間明日未明に、米国の11月1-2日に開催されたFOMCの議事要旨が発表されます。タカ派の発言がどの程度緩和されているのか、来月のFOMCに向けた判断材料となるので内容に注視したいと思います。明日は、米国では感謝祭の祝日となりクリスマスに向けて休暇モードが高まります。ポジション調整の動きが強まると思われるので、突発的な変動には警戒しておきたいと思います。

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