本日未明に発表された米国のFOMC議事録要旨は大きなサプライズがなく、落ち着いた価格推移となりました。同要旨によると0.5%の利上げ継続を複数の委員が適切と判断しており、インフレ率がピークに達したとの判断は時期尚早との意見が複数あった模様です。
昨日は、全般に小動きになり1%を超える変動となる通貨ペアはありませんでした。このところ、小動きの翌日は大きく動くことが多いので、本日の動き初めには警戒が必要かもしれません。
通貨相関では、マチマチの動きになってきました。EURの強さ、USDの弱さは継続しており、関連通貨ペアに注目したいと思います。しかし、全般に方向性に統一感がなく、収束の動きは継続しています、発散に向けたタイミングを待ちたいと思います。
本日は、米国のGDP、カナダの小売売上高に注目しています。