今日の環境分析 2022年5月24日

昨日は、ドイツのIFO景況指数やECB総裁の利上げ方針の発言を受けて、EURの上昇につながり、なかでもEURJPY・EURUSDが大きく上昇しました。クロス円通貨を含め、多くの通貨ペアで日足が20SMAを抜けてきました。これは、買いから売りへ、売りから下位へと領域が変化してきています。4時間足ではすでにその動きが反映されてきました。

JPYの弱さは継続しているため、クロス円の再上昇が期待されます。ただし、USDは弱含む展開が続いているため、USDJPYを除くクロス円に注目しています。特に、EURは動き始めのため、その動きが継続するのであればトレンドに乗っていきたいと思います。

本日は、欧州各国の製造業・サービス業PMIが発表されます。相対的な重要度が低いと判断し表示していませんが、米国の製造業・サービス業PMIも発表されます。足元の景気動向を判断するうえで、重要な経済指標となるため、その内容次第では大きな動きにつながる可能性が高まっています。