今日の環境分析 2022年5月25日

前日の日足の20SMA抜けにみられた短期的な反転の動きは継続せず、収束の動きが継続しました。なかでもドル高一服感を強めているUSDの弱さから、昨日期待していたクロス円の再上昇の期待外れに終わりました。ECBの金融引き締め方針からEURの強さが継続しています。EURUSDでは長期的な底打ち確認の動きといえそうです。

通貨相関からも、EURの強さとUSDの弱さが目立ちます。また、USDに連れてCADの弱さも確認できます。全般に、上位足から下位足までの統一感がなく、収束の動きを強めていると判断できます。短期的なEUR関連通貨の動きに注目したいと思います。

本日は、明日未明に5月3日-4日に行われたFOMCの議事録が公表されます。米国金融当局の方向性を確認する上で最重要な経済指標になるため、ドルストレート通貨の発表後の動向に警戒したいと思います。