昨日もコメントした通り、日本時間でのボラティリティが高まっています。日本時間が母国通貨となるJPY・AUD・NZD関連通貨は、日本時間に大きな動きとなっています。これは実需の動きが反映している可能性があり、方向感に警戒が必要になってきました。
昨日は、EUR・GBP関連通貨が大きく動きました。通貨相関からは、4時間足でGBPが最も強くなるなど、今まで弱かった通貨の反動が目立っています。同様の動きがAUD・NZDにも見られます。短期足と長期足の方向感が違うため、方向感が転換するのか継続のための調整なのか、動きに注目しています。
本日は、日本のGDPや英国・カナダの消費者物価指数など、重要指標の発表が値動きに大きく影響を与える可能性があります。今後の金融政策の方向性を確認することになるので、発表後の方向感に注意したいと思います。