昨日は、久しぶりに落ち着いた展開となりました。前日比で1%以上変動する通貨ペアはありませんでした。しかし、日本時間にクロス円通貨でのボラティリティが高まるなど、方向感が乏しい中、方向性を模索するような動きになりました。小動きの翌日は大きな動きが発生することが多くなっており、方向性が確定した時に大きな動きにつながる可能性は高いと思われます。
通貨相関からは、短期足でまちまちな動きとなり、上位足からの連動性が薄れています。本日は、重要な経済指標の発表があるため、内容次第では大きな動きになることが予想されます。上位足の方向性に沿った動きになるのではないかと思います。
特に、21:30の米国小売売上高に注目したいと思います。インフレのピーク感を肯定するのか否定するのか、内容次第では目先調整しているUSDが上位足の方向への回帰に注目しています。