今日の環境分析 2022年5月12日

昨日の米国の消費者物価指数は、市場予想を上回る数字となり、金融引き締め姿勢を強めることが確認できました。これを受けて、ドルストレート通貨の堅調な動きは継続すると思われます。しかし、JPYが反転の動きを見せていることから、USDJPYは頭の重い展開が想定されます。また、ECB総裁が金利利上げ姿勢を確認するコメントをしたこともあり、EURの強さが回復しつつあります。

通貨相関で見ても、メジャー通貨のJPY・USD・EURの強さが目立ってきました。一方で、AUD・NZD・CADの弱さが継続していることから、通貨ペアの選択は分かりやすい状況にあると思います。

本日は、英国のGDPに注目です。GBPは前週の利上げ発表を受けても上昇に転じることなく、弱い動きを継続しています。この動きが継続するのか反転するのかに注目しています。

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