昨日は、終値でみると大きな変化はありませんが、日中は大きく動きました。
なかでも、GBP系通貨は、英国のEUとの離脱交渉に関連する情報から、上下動の激しい展開となりました。1時間足で50pips以上の大きな動きが、陰線2本、陽線1本、陰線1本と4本もありました。
短期足の流れが上位足に影響を与え、トレンドの発生につながることはよくあります。しかし、短期足の大きな動きを安易にトレンドの発生と判断せず、上位足の方向性を十分に確認することが重要です。
現状、上位足は重要抵抗線を意識した硬直した状態にあります。動き出せば相当大きな動きになると思うので、慌てることなく方向性の確認を待ちたいと思います。
本日は、米国の雇用統計が発表されます。
米国大統領選挙が近づいてきたことから、今まで以上に経済指標には敏感になると思うので警戒が必要です。
このような時は、ポジションをもたずに静観することが一番です。
日曜日から、オセアニア各国はサマータイムに移行します。
これまで、10時30分に発表されていた経済指標が1時間前倒しの9時30分になります。
エントリーの際には、注意するようにしてください。