+956.3pips獲得_4月第2週のデイトレード

2024年4月第2週の実績

4月第2週は、9通貨ペアで+956.3pipsと1月第1週以来の高水準となりました。比で若干のプラスとなりました。19回トレードし、18勝1敗、勝率94.7%となりました。5回トレードを見送り、木曜日はトレードを行いませんでした。レンジ局面が長くつづくなか、週前半は低水準の収益となっていましたが、金曜日の円高・ドル高の動きで大きく収益を積み重ねることができました。

デイトレードにおいては、1時間足のチャートを見るだけで、判断することができます。ノウハウは個別コンサルティングにて提供しています。ご興味のある方は、お問合せください。

ECB利下げ示唆がもたらすものは?_4/12(金)

今日の環境分析 2024年4月12日

 昨日、欧州中央銀行(ECB)は金融政策を発表し、事前の予想通り政策金利を据え置きました。総裁会見では、「われわれはデータ次第であり、FRBに依存しているわけではない」と発言しました。6月利下げ観測が大勢であったものが、前日の米国の消費者物価指数を受けて米国の早期利下げ観測が後退したことで、ECBの利下げ観測が変化したとの報道を否定したものです。米国の利下げ観測が遠のく一方、欧州の6月利下げの可能性が高まった結果、EURUSDの下落基調が続くものと思われます。結果、ドル高につながるため、日本の利上げ時期によりますがUSDJPYの上値指向は強まるものと思われます。現在のUSDJPY153円台は当初市場が想定していた介入水準の152円を抜けており、いつ円買い介入が入ってもおかしくない状況にあります。介入には継続的に警戒しておきたいと思います。また、米国の3月の生産者物価指数は前月比+0.2%と市場予想の+0.3%を下回り、伸び率は減速しました。前日の消費者物価指数による影響は若干緩和されました。

 通貨相関からは、USDの一強状況が続いています。EURは一段と弱くなってきており、EURUSDの下落につながっています。その他の通貨は特徴的な動きが見られないため、判断の難しい状況にあります。USDの買い、EURの売りを軸に通貨選択をしていきたいと思います。

 強い通貨: USD
 弱い通貨: EUR

 日足   : USD>AUD>CAD>NZD>GBP>EUR>JPY
 4時間足 : USD>NZD>GBP>CAD>JPY>AUD>EUR

 本日は、英国のGDPやミシガン大学消費者信頼感指数に注目ですが、市場インパクトは低いと思われます。FRB高官の発言が複数予定されており、今後の利下げ方針に言及した場合の内容に注目です。昨日のECBの政策金利の発表を終えて、当面の大きなイベントはなくなりました。ここからは、中期的な観点からファンダメンタルズを反映した動きになると考えています。より一層、金利やインフレの動向に注意しながら相場を見ていきたいと思います。

円買い介入・ECB金融政策に警戒!_4/11(木)

今日の環境分析 2024年4月11日

 昨日発表された米国の3月の消費者物価指数は、前年同月比で+3.5%と2か月連続で加速しました。これを受けて、FRBの早期利下げは難しいとの判断から、ドルの全面高となりました。USDJPYは、1990年6月以来34年ぶりの円安水準となり、一時、153円台にまで上昇しました。円買い介入への警戒感が高まっていることから、クロス円は全般に下落しました。また、昨日発表されたニュージーランドとカナダの政策金利は据え置きとなり、サプライズはありませんでした。USDが大きく変動したことにより、収束を強めていた局面から発散に向けて動き出しました。この発散の動きが持続するのか、トレンドを確認することができるのか、今後の動きに注目です。

 通貨相関からは、USDの一強となりました。好調な米国経済の状況を確認し、米国金利は高止まりが持続するとの見方が強まっています。一方、USD以外の通貨はUSDに連動するCADを除いて強さを確認することが難しく、弱い通貨群としての位置づけに判断してよいと考えます。このため、USDの買いを軸とした通貨選択をしたいと思います。また、本日のECBの金融政策次第でEURの弱さを再確認することになれば、EUR売りの通貨選択をしたいと思います。

 強い通貨: USD・CAD
 弱い通貨: JPY・EUR

 日足   : USD>AUD>CAD>EUR>GBP>NZD>JPY
 4時間足 : USD>NZD>CAD>GBP>EUR>JPY>AUD

 本日は、欧州中央銀行(ECB)の政策金利に注目です。据え置き見通しですが、6月利下げ開始観測が高まっていることから、利下げ時期への言及があるのか注目しています。また、米国の生産者物価指数にも注目です。昨日の消費者物価指数の動きを裏付けるものになるのか、もし好調な数字であればUSDの強さは加速することになるので警戒したいと思います。昨日の消費者物価指数をきっかけに動き出したと考えています。この動きが持続するのか確認し、トレンドに乗ったトレードをしたいと思います。

米CPI発表後の値動き警戒!_4/10(水)

今日の環境分析 2024年4月10日

 昨日は、ボラティリティが低水準にとどまり小動きに推移しました。方向感の乏しいなか、AUDの堅調さからAUD関連通貨が堅調な動きを示しています。USDJPYは3週間にわたり152円を意識した上値の重い展開が続いていますが、その他のクロス円は前回高値を意識した動きが見られます。本日の重要な経済指標の発表を前に様子見気分が強く、市場全般にボラティリティの低さから方向感を失っている状況にあります。

 通貨相関からは、AUDの強さが継続し、つれてNZDの強さが戻ってきました。NZDは、本日のニュージーランドの政策金利にどのように反応するのか注目したいと思います。CADの弱さが継続しており、こちらもニュージーランド同様、本日の政策金利に注目しています。内容を確認するまでは動きづらい状況にあります。USDは中立的な位置づけにありますが、指標の発表を前に様子見の展開が続くと思われます。本日は大きな材料が続くので、内容を確認してから個々の通貨ぺアの動きから通貨選択をしたいと思います。

 強い通貨: AUD・NZD・GBP
 弱い通貨: JPY・EUR・CAD

 日足   : AUD>USD>CAD>EUR>GBP>NZD>JPY
 4時間足 : NZD>AUD>GBP>USD>EUR>JPY>CAD

 本日は、米国の消費者物価指数(CPI)が最大の注目材料です。CPIが市場予想よりも上振れした場合はドル高、下振れした場合はドル安と素直な反応が予想されます。しかし、上振れしドル高になった場合、USDJPYは152円台から円買い介入が警戒され上値の重い展開が想定されます。一方、下振れした場合には下げが加速する可能性があります。3週間にわたってレンジ内の動きで膠着状態になっているため、動き出した場合には警戒したいと思います。USDJPY以外のドルストレート通貨の値動きに注目したいと思います。さらに、日本時間明日未明に発表されるFOMCの議事録公表にも注目です。また、ニュージーランドとカナダの政策金利にも注目です。ともに据え置きと予想されていますが、足元のCADの弱さをみると可能性は低いものの、カナダの利下げを否定することができないので注意したいと思います。本日は米国時間の値動きに警戒しています。

明日の米CPI控え様子見?!_4/9(火)

今日の環境分析 2024年4月9日

 昨日は、先週末の米国雇用統計の発表を明け、特に重要な経済指標発表のない月曜日であったことから、ボラティリティは低下し方向感のない展開となりました。そうしたなかでクロス円は、前週高値付近まで上昇しました。ここを抜ければ、再び3月高値を目指す展開が想定されます。一方、USDJPYは152円を控え、何度も高値圏で頭を押さえられる展開が続いています。明日の消費者物価指数で一気に上伸する期待感と、円買い介入への警戒感が交錯しているようです。このところ、欧州中央銀行(ECB)の理事会メンバーから6月利下げ開始の意見が相次いでいます。米国の好調な経済指標を受けて6月利下げ開始観測が後退しているため、米国よりも早いECBの利下げ観測がEURの弱さにつながっています。

 通貨相関からは、AUD・NZDの強さ、USD・CAD・JPYの弱さが継続しています。市場全般がレンジ局面の方向感のない展開になっているため、相対的な強弱感からは明確な方向性を判断するのが難しい状況にあります。政策金利の発表を明日に控えたNZD・CADを除き、AUDの買いとUSD・JPYの売りを軸に通貨選択をしたいと思います。

 強い通貨: AUD・NZD
 弱い通貨: JPY・USD・CAD

 日足   : USD>AUD>CAD>EUR>GBP>NZD>JPY
 4時間足 : AUD>NZD>EUR>GBP>USD>JPY>CAD

 本日も、昨日に続き、市場インパクトのある予定はありません。明日以降に重要なイベントを控えているだけに、様子見の動きを強めそうです。明日はニュージーランドやカナダの政策金利の発表が予定されており、思惑的な動きから政策金利の発表前にNZDやCADに値動きが大きくなる可能性があるので警戒しておきたいと思います。米国の労働統計の好調さは移民の増加によるものとの判断が強まってきており、雇用環境よりも景気動向を重視して金融政策が決定されそうです。このため、明日の米国の消費者物価指数は先週の雇用統計以上にインパクトを与えると考えます。こうした判断が先走ることが想定されるため、USDの動きには警戒しておきたいと思います。

今週は水~木曜日に警戒!_4/8(月)

今日の環境分析 2024年4月8日

 先週末金曜日、米国の3月の雇用統計が発表されました。前月比+30.3万人増と市場予想の+20.0万人を大きく上回り、労働市場の堅調さを確認しましたが、USDへの影響は限定的でした。しかし、このところの米国経済の好調さを受けて、利下げ開始時期の遅れ観測が強まることになりました。市場全般では、依然として方向感のない展開が続いています。個別通貨ペアではCADの弱さが目立つ展開となりました。

 通貨相関からは、CADの弱さを確認できます。今週水曜日にカナダの政策金利が発表されますが、スイスに続く利下げ開始を予想した向きによる動きにも思われます。USDが下位足では弱いため、CADも連動しているようです。AUD・NZDは堅調な動きを継続しています。AUDの買い、USD・CADの売りを軸に通貨選択をしたいと思います。しかし、依然として方向感のない展開にあるため、動き出しの確認を待ちたいと思います。

 強い通貨: AUD・NZD
 弱い通貨: JPY・USD・CAD

 日足   : USD>AUD>CAD>EUR>GBP>NZD>JPY
 4時間足 : AUD>NZD>EUR>GBP>JPY>USD>CAD

 今週は、水曜日から木曜日にかけて大きな材料が続きます。水曜日に、ニュージーランドとカナダの政策金利と米国の消費者物価指数が発表されます。日本時間の木曜日未明には、3月に開催されたFOMCの議事録が公表されます。木曜日には、欧州中央銀行(ECB)の政策金利と米国の生産者物価指数が発表されます。このなかで特に注目なのが米国の消費者物価指数です。インフレ動向を確認することで、USDに勢いが出ることが想定されます。内容次第では
FRBの利下げ観測が大幅に後退することになり、円買い介入懸念があっても日米金利差を背景としたUSDJPYの上値追いが強まることになると思われます。今週発表される政策金利の中では、カナダの早期利下げに言及するのか警戒したいと思います。ECBは波乱要因は少ないと思われますが、利下げ時期への言及に注目しています。
 本日は、特に重要な経済指標の発表はありませんが、早期に利下げに転換したスイス国立銀行(SNB)総裁の発言内容に注目したいと思います。
 なお、今週からオーストラリアとニュージーランドは冬時間に入ります。経済指標などの発表は1時間後ろ倒しになるため注意が必要です。

+503.4pips獲得_4月第1週のデイトレード

2024年4月第1週の実績

4月第1週は、9通貨ペアで+503.4pipsと前週比で若干のプラスとなりました。13回トレードし、13勝0敗、勝率100.0%となりました。1回トレードを見送り、金曜日はトレードを行いませんでした。レンジ局面がつづくなかでエントリーポイントを厳選したことで、トレード回数は大きく減少しました。

デイトレードにおいては、1時間足のチャートを見るだけで、判断することができます。ノウハウは個別コンサルティングにて提供しています。ご興味のある方は、お問合せください。

米雇用統計に警戒!_4/5(金)

今日の環境分析 2024年4月5日

 昨日発表された米国の新規失業保険申請件数は、前週比1.1万人増加の22.1万人と市場予想の21.4万人を上回る悪化となりました。ミネアポリス連銀総裁は「今年利下げしない可能性も」と発言するなど、FRB高官のタカ派の強気発言が目立っています。米国の利下げ開始時期に不透明要因が増してきています。日銀総裁はインタビューの中で「夏から秋にかけて春闘の結果が物価に反映されていく中で、物価上昇率の目標2%達成の確度が高まる」と発言し、利上げ判断は夏から秋になることを示唆しました。一方で、過度な円安進行で経済・物価に影響を与える場合は利上げ判断の材料になるとも発言しています。足元の円安牽制のようにも思われます。AUDJPYが100円を突破するなどクロス円通貨は3月高値水準にまで上昇しましたが、その後、USDの反落で下落しています。

 通貨相関からは、日足と4時間足の強弱感は逆の状況にあります。USDは日足最強・4時間足最弱になるなど、下位足で調整・反発の動きを強めています。足元の動きが上位足に波及してくるのか注目したいと思います。AUD・NZDが強く、USD・CADが弱いのが目立ちます。EUR・GBPは相対的に中立の位置づけになっています。雇用統計を前にUSDは様子見姿勢を強めると思われ、方向感のつかみにくい状況にあります。通貨を特定せず、個別の通貨ペアの値動きで判断したいと思います。

 強い通貨: AUD・NZD
 弱い通貨: JPY・USD・CAD

 日足   : USD>CAD>AUD>EUR>GBP>NZD>JPY
 4時間足 : AUD>NZD>EUR>GBP>JPY>CAD>USD

 本日は、米国の雇用統計が最大の注目材料となります。内容次第でUSDは大きく動く可能性があるので警戒したいと思います。好調な内容だった場合、152円を超える可能性があり、その場合の介入に警戒したいと思います。同時刻にはカナダの失業率も発表されるのでCADの動きにも注意したいと思います。また、本日もFRB高官の発言が複数予定されています。雇用統計の発表後のタイミングとなるため、発言内容に注目したいと思います。
 なお、来週からオセアニアは冬時間に入ります。1時間後ろ倒しになるので注意が必要です。