裁量判断はリスクのためにあります!

裁量判断は、リターンのためにはありません。

人間の本質は、欲深く、危機には敏感です。
裁量判断をリターン(収益)のために利用すると、欲深さが出てしまいます。
つい自分の都合の良いように判断しがちです。
時にはルールを無視したり、甘い判断でエントリーをしがちです。
結果として、無駄なトレードを行ってしまい、時にはポジポジ病になってしまいます。

一方、リスクのために裁量判断を利用すると、無駄なトレードを減らすことができます。
確実な利益の確保や早めの損切りをすることができます。

エントリーの時、売買サインを確認出来たら、エントリーするかしないかを裁量判断してください。エントリーしなくても、損失は発生しません。
利確する時、損切りする時、売買サインを確認できなくても、自身の裁量判断で決済しても構いません。重要抵抗線が効いている、重要な経済指標の発表が控えている、週末を迎えている等、危機を感じた裁量判断をしてほしいです。

先週の決済トレード

前週後半からGBP系通貨が上昇したことで、週前半にエントリーポイントが多く発生しました。週全体で13通貨にエントリーサインが発生しました。うち、3通貨は週内に決済となりました。決済分は2勝1敗となりましたが、継続している10通貨はすべて評価益の状態で週をまたいでいます。

夏時間・冬時間(2019年秋)

南半球のオーストラリアは、2019年10月20日から夏時間に変わりました。
冬時間に日本時間10:30に発表されていた経済指標は9:30になります。
欧州時間は、10月27日から冬時間に、
米国時間は、11月3日から冬時間に変わります。
多くのFX会社のMT4のサーバーは米国(NY)時間にセットされているため、
11月4日以降、日足、4時間足の基準時点が1時間遅い日本時間の朝7:00に変わります。