今週の注目点(11/11-11/15)

11月18日(月)日銀・ECB総裁の発言
11月19日(火)オーストラリア:RBA議事録公表(11/5開催分)
        カナダ:消費者物価指数
11月20日(水)英国:消費者物価指数
       EU:ECB総裁の発言
11月21日(木)日本:日銀総裁の発言
        米国:新規失業保険申請件数
        米国:フィラデルフィア連銀景況指数
11月22日(金)日本:全国消費者物価指数
        ドイツ:第3四半期GDP改定値
        英国:小売売上高

       フランス・ドイツ・EU・英国・米国:
         製造業PMI・非製造業PMI

今週は重要な経済指標の発表はなく、金曜日の欧米各国地域のPMIが最大の注目材料。日米欧の金融当局高官の発言が相次ぐため、個々の内容に警戒しておきたい。

米PPI・FRB議長発言に注目!

今日の環境分析 2024年11月14日(木)

PPI(生産者物価指数):10月前月比+0.2%
             (予想+0.1%、9月0.0%)
            コア指数10月+0.3%
             (予想+0.3%、9月+0.2%)
オーストラリア雇用統計:雇用者数10月1.59万人
             (予想+2.80万人、9月+6.41万人)
            失業率10月4.1%(予想4.2%、9月4.1%)
FRB議長講演内容:
*経済はFRBが金利引き下げを急ぐ必要があるというシグナルを送っていない
*金融政策は時間をかけて中立へと向かうが、道筋は事前に決まっていない
*インフレ率は「時には困難な」道筋をたどりながら、2%目標に向かって引き続き低下すると予想
*FRBはインフレ対策を完遂することに全力を尽くす
*経済の強さによりFRBは慎重に決定を下すことができる
*個人消費支出(PCE)価格指数は10月に前年比2.3%上昇する見込み(9月は2.1%)
*コアPCE価格指数は同2.8%上昇する見込み(9月は2.7%)
*FRBはこれらが最近のレンジ内で変動し続けると予想し、注意深く監視
*労働市場は堅調、インフレは2%への持続可能な軌道に乗っている
*最近の米国経済の動向は極めて良好
*労働市場はもはや大きなインフレ圧力の源とはならないところまで鎮静化している
(引用:ロイター記事)
 >利下げペースの鈍化見通しが強まる

今週最も注目されている米CPI!

今日の環境分析 2024年11月13日(水)

CPI(消費者物価指数):10月+2.6%(予想+2.6%、9月+2.4%)
            7か月ぶりに伸び加速
            コア指数10月+3.3%
                 (予想+3.3%、9月+3.3%)