正月休みに入っている人は多いと思います。多くの企業が27日(金)に仕事納めとなり、金融機関も30日(月)に年内の最終営業日となりました。12月31日(火)から1月5日(日)までは、日本の金融市場は機能停止しています。
しかし、FXを含む海外市場の多くは1月1日(水)以外は、通常の取引を行っています。2日(木)からは新年度となるため、スタートダッシュを狙った動きが想定されます。
兼業トレーダーとして小遣い稼ぎを目指している方は、ゆっくりと長期の休暇を楽しんでほしいと思います。一方、専業トレーダーを目指す人は、休んでいる暇はありません。新年早々にトレードに参加する必要はありませんが、相場を見る習慣を崩さないようにしてほしいと思います。
今週は、日本が実質的に休みになっているので、東京時間では大きな動きは想定しづらいです。しかし、2日の欧州時間からは、チャートを眺めるようにしてほしいと思います。
チャートというのは、連続性の集合体です。その時々の動きを継続して表示したものです。正月休みだからといって、1週間、値動きを見ずに過ごしてはいけないと思います。
また、元日は市場はお休みなので、ゆっくり過ごして初詣に出かけるのも良いですね。その際に、普段、紙の新聞に接していない人は、ぜひ日本経済新聞をコンビニで購入するようにしてください。新聞の元日分は、多くの特集記事が満載です。各社は早くから記事の準備をするため、内容の速報性は限定的ですが、長期的な視点に立ったマクロ環境を認識するのに最適です。各種の記事から、為替相場にどのように影響してくるのか考察する習慣をつけると良いと思います。また、各界トップの株価・ドル円相場の予想があります。当たらないことで有名な記事ですが、財界人の考える方向性をつかむことができます。さらに、年間スケジュールが掲載され有用だと思いますので参考にしてください。
① 元日にコンビニで日本経済新聞を購入すること。
② 2日からチャートを眺めること。