今日の環境分析 2022年3月9日

昨日コメントしたように、AUD・NZDの調整の動きが一段と強まりました。この結果、先月来保有していたポジションはすべて決済となりました。Mark’sTradeの日足のポジションは、21通貨ペア中12通貨ペアにサインが発生していましたが、8通貨ペアで決済サインが発生しています。4時間足ではほとんどサインが発生しておらず、短期的な調整局面に入ってきていることが分かります。

AUDが反落したのに対しNZDが堅調な動きになっており、同じオセアニア通貨でも方向感に違いが生じてきました。USDの強さがじわじわと現れてきており、USDストレート通貨ペアに注目しています。

今日の環境分析 2022年3月8日

先週末の大きな動きからの反動はほとんどなく、トレンドが継続しています。しかし、短期足で見ると多くのサインが解消されており、目先は調整に入ると思います。なかでも強さを継続していたAUDは調整の動きが強まり、NZDとともに関連通貨ペアの決済サインが発生しています。

CADの弱さが目立ってきており、CAD関連通貨ペアに注目しています。EUR・GBPはともに弱さが継続していますが、USD・JPYの相対的な強さが出てきました。ドルストレート・クロス円の今後の動きに注目したいと思います。

今日の環境分析 2022年3月7日

週末は大きな動きになりました。1%以上動く通貨ペアが多く、週末や米国雇用統計の発表などの要因があるにせよ、大きすぎると思います。このため、週明けには短期の調整があってもおかしくないかもしれません。

EUR・GBPの弱さ、AUD・NZDの強さが継続しています。Mark’s Tradeでも、先月にエントリーしたEURNZD・GBPAUDの売りを継続しています。上位足をみると未だ余地はあると思いますが、日足の短期調整はいつ来てもおかしくない水準に達しているので要警戒です。
とはいえ大きなトレンドの中にあるので、反転の動きを確認してからでも十分に間に合います。今は、この方向性に沿ったトレードに徹したいと思います。

スワップ一覧_2022/3/5 (Axiory/BigBoss/XM/Titan/HotForex/外為ファイネスト)

先週紹介したプラススワップの通貨ペアのポジションは、最もプラスの多いBigBossで9通貨ポジションありました。これらポジションの1週間の騰落では6勝3敗、+1.62%となりました。なかでも、EURNZDのショートポジションは4%を超える下落となり、スワップポイントともに大きな収益となりました。

ウクライナ情勢の悪化を受けて、EURのスワップポイントの変化が継続しています。マクロ環境を一段と反映してきているので、大きなマイナススワップのポジションには逆風が吹いていると考えます。短期的な反動を求めるスキャルやデイトレであればともかく、スイングトレードでは避けておきたいポジションになります。

今日の環境分析 2022年3月4日

マイナー通貨の強さ、メジャー通貨の弱さが継続しています。これら通貨の組み合わせとなる通貨ペアでは大きなトレンドが始まりだしています。日足ベースでのトレンドから、週足・月足までみた現在位置を考える必要があります。
上位足の抵抗を抜けてからでも遅くはないので、中途半端なエントリーは避けたいと思います。実際、Mark’s Tradeでもいくつかの通貨ペアで発生したサインが翌日には解消されてしまうケースが発生しています。一部の通貨ペアでは一方通行の動きが長く続いているため、短期的な反動に警戒をし始める局面になってきました。

本日は、米国の雇用統計に注目です。FRBは今月利上げする方向にありますが、ウクライナ情勢とその後の世界経済の混迷を考えておく必要があります。雇用統計の数字を市場がどのように評価するのかに注目しています。

今日の環境分析 2022年3月3日

昨日は、クロス円通貨の上昇が目立ちました。なかでも、連日、堅調なAUD・NZD・CADのクロス円が大きく上昇しました。また、全般に弱い動きを継続しているGBPJPYで買戻しの動きが強まりました。EURGBPの関係でGBPの相対的な強さが目立つ結果となりました。

週足では、いくつかの通貨ペアでレンジ内の動きからトレンドの発生を確認出来ようになってきました。日足では、かつてないほどにサインが発生しており、多くの通貨ペアが動き出しています。大きなトレードチャンスが到来していると考えています。

昨日、東芝の社長交代会見がありました。テレビでのニュース映像のみなので、会見内容の全文をみていませんが、ニュースでは新社長が「デジタルが初めてわかる社長」と自分のことを紹介していました。ということは、歴代の社長はデジタルが分からない人だったのかと驚きでした。FXとは関係はありませんが、元株式ファンドマネージャーの立場から聞き捨てならない言葉でしたので、記憶のために記載しました。

AUD・CAD・NZDのマイナー通貨が堅調です。ウクライナ情勢を受けて、商品相場の上昇がこれら3国の経済を支えると判断されます。一方で、メジャー通貨は、軟調な展開が続いています。メジャー通貨売りのマイナー通貨買いに注目しています。

本日は、カナダの政策金利、米国FRB議長の議会証言に注目です。特にFRB議長の発言はウクライナ情勢を受けて、金融引き締め姿勢に変化があるか注意したいと思います。

今日の環境分析 2022年3月1日

「志(こころざし)を失わなければ、きっとなれる!」
今朝のNHKの朝ドラのなかの一言でした。
プーチン大統領の志は困りものですが、FXを極めようとしている人たちには志を失わないようにしてほしいものです。

ウクライナとロシアの協議報道を受けて、日本時間は様子見状況となりました。その後の協議の内容を受けて、欧州時間から米国時間にかけて、再びEURの弱い展開となりました。目先の揺り戻しがあるにせよ、EUR・GBPなど地理的な直接要因のある通貨、世界経済への影響からUSD・JPYなどメジャー通貨は大きく動きにくい展開を想定しています。
一方で、資源国通貨となるAUDやCADは堅調な展開となっています。これら通貨を組み合わせた通貨ペアに注目しています。

本日は、オーストラリアの政策金利、米国のISM製造業景況指数に注目です。