スワップ一覧_2022/3/19 (Axiory/BigBoss/XM/Titan/HotForex/外為ファイネスト)

先週・今週と主要国の金融政策の発表がありました。米国の利上げ・英国の連続利上げに対し、日本の金融緩和姿勢にはまったく変化がありません。これを受けて、JPY関連通貨のポジション変化が目立ちます。クロス円通貨のロングポジションにおいてスワップポイントのマイナス幅を圧縮する会社と、ショートポジションのマイナス幅を拡大する会社と、スワップ方針が分かれました。
ウクライナ情勢の進展がない現状、休戦に向けた動きで通貨は動きますが、欧州経済の悪化は確実なのでEUR関連通貨のスワップポイントは低下傾向にあります。
大きなマイナスのスワップポイントが目立つBigBossですが、プラススワップも表記会社の中で一番多くなっています。プラスのスワップポイントを通貨選択の材料として判断することも一つの方法だと思います。

今日の環境分析 2022年3月18日

昨日は、AUD関連通貨が1%以上の上昇となりました。AUDは一旦の調整の後、再び強まってきたので、しばらくこの動きが続くものと思われます。マイナー通貨が強く、メジャー通貨の弱さが上位足から下位足まで揃っています。

BOEは事前予想にあった連続引き上げとなりましたが、一部で据え置き意見がでたことでGBPが急落しました。

USDJPYの強さは、USDの強さよりJPYの弱さに起因しているので、USDJPYはクロス円の中で上値の重い状況にあります。第1段階の利益確定水準に達したため、先週金曜にエントリーしたポジションは決済しました。

本日は、日銀総裁の記者会見に注目しています。おそらく金融政策は据え置きになると思いますが、他の先進国の利上げ方向をみて総裁コメントに変化があるかに注目しています。

今日の環境分析 2022年3月17日

昨日は、クロス円の上昇が目立ちました。USDJPYを除いて、1%以上の上昇となりました。JPYが最弱通貨になっています。4時間足では方向性が出てきていますが、日足にまでは波及しているものは限定されています。

FOMCは、事前予想通りの0.25%の利上げにとどまりました。本日は、英国BOEの政策金利の発表があります。連続利上げを想定する動きもあり、21時の発表時には警戒が必要です。

全般に、JPYの弱さを除けば、方向感のつかみにくい状況が続いています。クロス円の上昇に関しても、USDJPYが119円台をつけるなど、目先の上昇圧力を警戒すべき水準まで入ってきたと考えています。クロス円の短期的なトレンドにのりつつ、いつでも逃げられる姿勢で臨みたいと思います。

今日の環境分析 2022年3月16日

USD・CADの強さ、JPY・AUD・NZDの弱さが顕著になっています。なかでもUSDJPYが週足から4時間足まで揃って強い動きを見せています。通貨強弱欄の順位を見ると分かります。

本日は、米国で小売売上高、FOMCの政策金利の発表、FRB議長の記者会見が注目です。0.25%の利上げは織り込み済で、サプライズはないと考えられます。ウクライナ情勢をみたFRB議長のコメントに特に注目しています。

現状、Mark’s Tradeでは3通貨ペアのみサインが発生しています。決済ポイントが近づいてきていると考えています。また、Mark2のサインに完全に合致しませんが、近い状況の通貨ペアが増えてきています。一部通貨ペアの目先の反転の動きはまだ続いています。

今日の環境分析 2022年3月15日

昨日は、AUD・NZDが反落し、全般に反転の動きとなりました。ウクライナの休戦に向けた会合への期待からEURが反発する動きがみられました。しかし、進捗があるわけではなく、方向性の変化には到っていないと考えています。いつまでも、この状況が継続するとは考えられないため、半身の姿勢で臨むのが最善と思います。

週後半に行われる、米国・英国・日本の金融政策の方針発表を控えて、神経質な展開が想定されます。その中で米国の利上げと日本の現状維持はほぼ確実と思われ、結果としてUSDJPYの強さが顕著に表れる結果となっています。

方向感のつかみにくい局面にあるので、見送り姿勢を維持していきたいと思います。

今日の環境分析 2022年3月14日

USDJPYが117円まで上昇してきました。金融引き締めに動く米国と金融緩和を継続する日本との関係で、金融政策を素直に反映した動きになっています。
今週木曜日には、日本時間未明に米国でFOMCの政策金利の発表が予定されています。0.25%の利上げが想定されていますが、0.5%の利上げとなれば、USDの上昇が加速すると思われます。一方で、0.25%であれば材料出尽くし感と過熱感から一旦は調整に入ることも想定されます。
ウクライナ情勢に伴う世界的なインフレ懸念と世界経済の先行き不安を天秤にかけると、現状での大幅引き上げは難しいと思います。今週は、USD関連通貨の動向に注視していきたいと思います。

CAD・AUDの資源国通貨の堅調さが目立っています。これら関連通貨の動きにも注目していきたいと思います。

スワップ一覧_2022/3/12 (Axiory/BigBoss/XM/Titan/HotForex/外為ファイネスト)

今週のスワップポイントは、全般に大きな動きはみられませんでした。HotForexでEURAUDとEURNZDのショートポジションが大きなマイナススワップですが、一時的なものと思われます。
ウクライナ情勢の進展がないまま、目先は金融引き締めが難しい局面にあるため、スワップポイントの上昇も期待できない状況です。その中で、プラススワップのポジションへの投資を継続していきたいと考えています。
スワップポイントは、各FX会社の考えるファンダメンタルの方向性になります。スイングトレードにおいては、プラススワップのポジションの優位性は継続していると考えます。

今日の環境分析 2022年3月11日

ECBの金融政策は金融緩和継続停止が早まり、EUR上昇に向きました。しかし、長続きせず、前日来の動きを加速することにはなりませんでした。上位足の方向性は継続しているようです。ウクライナ情勢の進展が見られないうちは、国際商品相場の情報を材料にインフレ警戒を強めると思います。しかし、インフレ対策としての金融引き締めは困難な情勢にあるため、EURに強気で臨むのは難しいと思います。

マイナー通貨の戻りの動きが鮮明になり、上位足の方向に戻ってきました。全般に方向感のない傾向は続いています。週末でもあることから、週明けからの展開に期待しています。

来週から、米国は夏時間に入ります。このため、1日の始まりは日本時間朝7時から6時に変更になります。当コラムも約1時間早めの更新になる予定です。

2022年2月のパフォーマンス報告

2月は、月前半のもみ合い局面で勝ち負けが交錯し、利益を積み上げることができませんでした。下旬のロシアによるウクライナ侵攻を受けて、EUR・GBPの大きなトレンド発生で利益を得ることができました。

8勝9敗、勝率47.1%、平均収益+121.2pips、保有日数4.8日、ペイオフレシオ8.827、プロフィットファクター7.85となりました。

Mark2のエントリーは1通貨のみでしたが利益を出すことができました。このため、Mark1だけの勝率では43.8%となっています。2通貨で大きく取ることができましたが、勝率の低さが続いているのが問題と考えています。また、EURAUDで大きく取れる局面でエントリーできなかった点に検討課題と考えています。

今日の環境分析 2022年3月10日

昨日は、ウクライナ情勢に関連してEURに反発の動きが出て、4時間足では最強の通貨となりました。EUR関連通貨ペアが大きく上昇しました。現在は戻りの動きですが、このまま反転が継続するのか、再度下落に転じるか注目です。ロシアのウクライナ侵攻次第では、EURを再度売り込む動きが強まると考えています。また、本日のECB政策金利と総裁の記者会見の内容に警戒しておく必要があります。ウクライナ情勢に関連した欧州経済の停滞を受けて、金融政策にどの程度影響を受けるのか注目しています。

Mark’sTradeで発生していたサインはすべて決済されました。スイングトレードでは久しぶりにポジションを持たない状況になっています。方向感のない状況になってきたため、当面は短期足の動向に注目していくのが良いと思います。