マイナー通貨の中でもAUD・CADの強さが継続している一方、JPYの最弱になっていることから、AUDJPY・CADJPYが大きく上昇しました、USDJPYは122円台で推移し、他のクロス円通貨のショートカバーの動きを誘発しました。このため、流動性の低いこれら通貨ペアの上昇が加速したと思われます。
年度末を控えるなかでのUSDJPYの上昇は、国内輸出入企業の為替予約への影響が大きくなっています。このため、実需の動きが強まることでボラティリティの高い局面が継続しそうです。
来週から、欧州の夏時間が開始されます。欧州では今年から夏時間の中止が予定されていましたが、継続されるようです。このため、従来通り、欧州時間の動き出しが1時間早まりますので注意が必要です。