スイングトレードのメリット・デメリット①

スイングトレードは、デイトレードといくつかの違いがあります。それぞれにメリット・デメリットがあるので、十分に理解した上で取組むようにしましょう。

保有期間
 デイトレードがその日のうちに決済されるのに対し、スイングトレードでは、数日から数週間保有することがあります。オーバーナイトのポジションを持つことになり、大きな価格変動が発生する可能性があります。
 ちなみに、Mark’s Tradeでは2019年1~9月までの保有期間は1日~10日でした。

1日のトレード回数
 デイトレードではタイミングが合えば何度でも可能ですが、スイングトレードでは少なくなります。度々発生するわけではないので、何日もトレードしないこともあります。
 ちなみに、Mark’s Tradeでは2019年1~9月の月間トレード回数は、7~27回でした。

1日当たりトレードに拘束される時間
 デイトレードでは、日中、相場を注視していないといけないので、最悪24時間拘束されることになります。スイングトレードでは、1日1回の確認で良いので、ゆったりトレードが可能になります。
 ちなみに、Mark’s Tradeでは朝一番の確認だけで良いので30分程度の拘束時間になります。

裁量判断はリスクのためにあります!

裁量判断は、リターンのためにはありません。

人間の本質は、欲深く、危機には敏感です。
裁量判断をリターン(収益)のために利用すると、欲深さが出てしまいます。
つい自分の都合の良いように判断しがちです。
時にはルールを無視したり、甘い判断でエントリーをしがちです。
結果として、無駄なトレードを行ってしまい、時にはポジポジ病になってしまいます。

一方、リスクのために裁量判断を利用すると、無駄なトレードを減らすことができます。
確実な利益の確保や早めの損切りをすることができます。

エントリーの時、売買サインを確認出来たら、エントリーするかしないかを裁量判断してください。エントリーしなくても、損失は発生しません。
利確する時、損切りする時、売買サインを確認できなくても、自身の裁量判断で決済しても構いません。重要抵抗線が効いている、重要な経済指標の発表が控えている、週末を迎えている等、危機を感じた裁量判断をしてほしいです。