+515.8pips獲得_3月第2週のデイトレード

2024年3月第2週の実績

3月第2週は、9通貨ペアで+515.8pipsとなりました。19回トレードし、18勝1敗、勝率94.7%となり、5回トレードを見送りました。AUDUSDはトレードをしませんでした。前週の大幅収益から半減し、勝ちトレードの平均が29.9pipsと平均以下の低水準となり、難しい局面が続きました。

デイトレードにおいては、1時間足のチャートを見るだけで、判断することができます。ノウハウは個別コンサルティングにて提供しています。ご興味のある方は、お問合せください。

金融政策発表前の様子見?!_3/15(金)

今日の環境分析 2024年3月15日

 昨日発表された米国の経済指標は強弱マチマチでした。2月の生産者物価指数は前年比+1.6%と市場予想を上回り、火曜日発表の消費者物価指数と同様に強い状況となり、インフレ継続が確認されたました。このことから早期利下げ観測が後退し、6月から後倒しの可能性が出てきました。一方で、小売売上高は前月比+0.6%と市場予想の+0.8%を下回り、さらに1月のデータを下方修正しました。年明け以降弱いデータが続いており、個人消費の減速感が高まっています。市場全般では月初からの動きと逆行する動きが目立っており、方向感をつかみにくい状況が続いています。

 通貨相関からは、4時間足でJPYの弱さ、USDの強さが継続しています。USDにつれたCADを含め4時間足では強い通貨群にありますが、日足では弱い通貨群を形成しています。方向感が揃わないため、難しい局面が続いています。一部の個別通貨ペアでは収束を強めており、発散に向けた準備段階にあると思われます。明確な強弱感を判断することが難しいため、個別の通貨ペアの動きから通貨選択をしたいと思います。

 強い通貨: USD・EUR
 弱い通貨: AUD・NZD

 日足   : JPY>GBP>EUR>AUD>NZD>USD>CAD
 4時間足 : USD>CAD>EUR>AUD>GBP>NZD>JPY

 本日は、ニューヨーク連銀景気指数とミシガン大学消費者信頼感指数に注目です。昨日の小売売上高が低調だったことから、ミシガン大学消費者信頼感指数の内容が消費停滞を裏付けるものになるのか注意したいと思います。来週は日本と米国の金融政策が発表されます。日本ではゼロ金利解除の可能性が高まり、米国では利下げ開始時期や利下げ回数が焦点とされています。現在の動きはこうしたことを織り込んでいると考えられるため、新たな材料がでるまでは様子見姿勢が続くものと思われます。

21:30に警戒!_3/14(木)

今日の環境分析 2024年3月14日

 昨日は、春闘の集中回答日でした。大手企業の多くは満額回答となり、賃上げの潮流は確定しました。これを受けて日銀の2%の物価目標を安定的に達成できる見通しが高まったことで、来週の金融政策決定会合においてマイナス金利解除観測が強まりました。JPYは月初から円高方向へ持続していたこともあり、反転の動きが継続しました。市場全般では、ボラティリティが低水準となり、方向感をつかみにくい展開となりました。

 通貨相関からは、4時間足でJPYの弱さが目立ちました。対して、USDの強さは継続し、USDにつれてCADが強くなりました。CADは、4時間足で最強通貨と判断される一方、日足では最弱通貨に位置しています。USDも同様のため、USDの反発は短期的な動きと判断しています。安定的な強さを維持しているEUR・GBPを軸に通貨選択をしたいと思います。

 強い通貨: EUR・GBP
 弱い通貨: AUD・NZD

 日足   : EUR>GBP>JPY>AUD>NZD>USD>CAD
 4時間足 : CAD>EUR>USD>AUD>GBP・NZD>JPY

 本日は、21時30分発表される小売売上高と生産者物価指数に警戒です。火曜日に発表された消費者物価指数では大きなサプライズはありませんでしたが、本日は2つの重要な経済指標が重なる上、新規失業保険申請件数の発表もあるため、それぞれの内容を注視する必要があります。内容次第ではUSDに大きな影響を与えることが想定されるため、警戒しておきたいと思います。

円高反転の動きは持続する?_3/13(水)

今日の環境分析 2024年3月13日

 昨日発表された米国の2月の消費者物価指数は、前年同月比+3.2%と市場予想の+3.1%を上回りました。インフレ率の鈍化基調は続くものの、半年以上横ばい圏が続いていることから、インフレ圧力が持続しています。今週木曜日に発表される小売売上高や生産者物価指数の内容にも注目する必要がありますが、6月利下げ開始の道筋を確認する結果となりました。米国の金融政策に変化はないと思われ、日銀の金融政策転換に注目が集まっています。USDJPYは、昨日コメントしたように目先的な反転の動きを強めました。しかし、JPYの強さには変化が見られないことから、反転の動きは限定的と考えています。

 通貨相関からも、こうした動きを確認することができます。JPYの強さが継続している一方で、USDは下位足で強さを回復しました。JPY・USDともに下位足の強さから、USDJPYの動きを限定的と考えています。マイナー通貨全般に弱い動きが目立ってきており、相対的にEUR・GBPの強さが回復しました。JPY買い、マイナー通貨売りの通貨選択をしたいと思います。

 強い通貨: JPY・GBP・EUR
 弱い通貨: AUD・NZD・CAD

 日足   : JPY>EUR>AUD>GBP>NZD>CAD>USD
 4時間足 : JPY>USD>GBP>EUR>CAD>AUD>NZD

 昨日、日銀総裁は参院財政金融委員会において、「今週、追加的なデータや情報が入ってくると思う」と発言し、来週の日銀金融政策決定会合におけるマイナス金利解除の時期を探る姿勢をみせました。本日は春闘の集中回答日のため、好調な賃上げを確認することになります。賃上げの状況は、日銀の金融政策のための重要な追加的情報となります。水準次第では、来週の日銀金融政策決定会合における早期政策転換の可能性を高めることが想定されるため、JPYの動きに警戒しておきたいと思います。

米CPIに警戒!!英失業率も注目!_3/12(火)

今日の環境分析 2024年3月12日

 昨日は、日本の第4四半期GDPの改定値が発表され、速報値のマイナス成長からプラス成長に修正されました。2四半期連続のマイナスを回避したことで、来週の日銀金融政策決定会合における金融政策の変更の動きが早まる可能性がでてきました。こうした点がJPYの強さにつながっています。USDJPYは146円台に入ってきましたが、150円から目立った調整もなく下落の動きが過熱していることから、目先的には147円台での反発の動きを想定しておきたいと思います。

 通貨相関からは、JPYの強さとUSDの弱さが続いています。ともに4時間足・日足で最強最弱通貨の位置づけになりました。USDは週足でも最弱通貨になるなど、長期的なUSDの弱さが目立つ状況になってきました。USDにつれてCADの弱さも同様です。AUD・NZDが堅調な動きになっており、相対的にEUR・GBPが弱くなっています。JPY買い、USD売りを軸に通貨選択をしたいと思います。ただし、本日は米国のCPIの発表を控えていることから、USDに関しては慎重な投資姿勢で臨みたいと思います。

 強い通貨: JPY・AUD
 弱い通貨: USD・CAD

 日足   : JPY>AUD>EUR>GBP・NZD>CAD>USD
 4時間足 : JPY>NZD>AUD>GBP>EUR>CAD>USD

 本日は、米国の消費者物価指数(CPI)に警戒したいと思います。USDの弱さが継続しているなか、この動きが加速するのか否かに注目しています。来週のFOMCにおける金融政策の決定に際し重要な経済指標となるため、市場の注目度は先週末の雇用統計以上に高いと思われます。発表までは様子見の展開が想定されます。また、英国の失業率にも注目しています。GBPの動きに警戒したいと思います。

今週は火曜日の米CPIが最大注目!_3/11(月)

今日の環境分析 2024年3月11日

 先週末金曜日に発表された米国の2月の雇用統計は、雇用者数が+27.5万人増と市場予想の+20万人増を上回りました。失業率は3.9%と1月の3.7%から上昇し、平均時給の伸びは予想を下回る結果となりました。事前予想を大幅に上回った1月の雇用者数は、速報時点で+35.3万人だったものが+22.9万人と大きく下方修正されました。これを受けてUSDは下落しました。日銀の金融政策の早期転換観測から円高の動きが強まったこともあり、USDJPYは一時146円台半ばまで下落しました。市場全般には、小動きに推移したものの月初からの方向性に沿った動きとなりました。

 通貨相関からは、JPYの強さが持続しています。下位足の動きが上位足に波及してきていることから、明らかにトレンドの転換を確認することができます。一方、USD・CADの弱さが継続しています。その他の通貨は、強弱マチマチの状態にあり、方向感をつかみにくい状況にありますが、GBP・AUDの堅調さ、対GBP比でEURの弱さを確認することができます。強弱感の明確なJPYの買いやUSD・CADの売りを軸に通貨選択をしたいと思います。

 強い通貨: JPY・AUD・GBP
 弱い通貨: USD・CAD・EUR

 日足   : GBP>JPY>EUR>AUD>NZD>USD>CAD
 4時間足 : JPY>AUD>NZD>GBP>EUR>CAD>USD

 今週は、火曜日の米国の消費者物価指数が最大の注目材料です。そのほか、火曜日の英国の失業率、水曜日の英国のGDP、木曜日の米国の小売売上高と生産者物価指数なども注目されます。米国と英国の経済統計が多く発表されることから、USD・GBPの動きには注意したいと思います。来週には、米国・英国に加え、日本やオーストラリアの政策金利が発表されます。特に、日本・米国の金融政策を見越した動きが市場の波乱要因になると思われます。本日は日本の第4四半期GDPの改定値が発表されます。来週の日銀金融政策決定会合を前に、金融政策の修正観測への影響をみたいと思います。今週から米国・カナダは夏時間に入りました。経済指標の発表が1時間早くなるので注意が必要です。

+1,033.6pips獲得_3月第1週のデイトレード

2024年3月第1週の実績

3月第1週は、9通貨ペアで+1,033.6pipsとなりました。22回トレードし、21勝1敗、勝率95.5%となり、3回トレードを見送りました。1月第1週以来の1000pips超えとなりました。100pips超えとなるトレードが2回あり、勝ちトレードの平均が49.3pipsと大きく取れたのが要因です。

デイトレードにおいては、1時間足のチャートを見るだけで、判断することができます。ノウハウは個別コンサルティングにて提供しています。ご興味のある方は、お問合せください

米雇用統計とJPYの動きに注目!_3/8(金)

今日の環境分析 2024年3月8日

 昨日は、朝方から今月の日銀金融政策決定会合においてマイナス金利政策の解除を発表するとの見方が強まり、さらに日銀中川審議員は2%目標実現へ「着実に前進」と発言したこともあり円高が加速し、USDJPYは147円台まで下落しました。大手企業の賃上げが前倒しで発表されていることも、金融政策変更観測の背景にあるように思います。3月は多くの企業が決算期末を迎えるため、レパトリエーション(国内への資金還流)による想定外の円高に警戒したいと思います。ECBは、事前の予想通りに政策金利を据え置きました。賃金上昇に伴うインフレ再燃懸念から慎重な姿勢を示し、ECB総裁は6月利下げを示唆するなど従来と変わらない想定通りの内容となりました。この内容からEURは一時売り込まれる局面がありましたが、その後反発しています。市場全般には、クロス円通貨を中心にボラティリティが高まり、日足では多くの通貨で売り買いの分岐点と判断しているミドルバンドをまたぐ動きとなりました。ここから方向感のある展開が期待できると考えています。

 通貨相関からは、JPYの強さが際立ちました。AUD・NZDは反発の動きを強め、USD・CADの弱さが継続しました。AUD・NZDの反発の動きを受けて、EUR・GBPの相対的な強さは減退しました。JPYの強さは上位足に波及してきていることから持続性のあるものと考えています。このため、JPYの買いやUSDの売りを軸とした通貨選択をしたいと思います。ただし、USDに関しては今夜の雇用統計の発表を控えていることから、慎重な姿勢で臨みたいと考えています。

 強い通貨: JPY・AUD・NZD
 弱い通貨: USD・CAD・EUR

 日足   : EUR>AUD>GBP>JPY>NZD>CAD>USD
 4時間足 : JPY>AUD>NZD>GBP>CAD>EUR>USD

 本日は、米国の雇用統計が最大の注目材料です。先月、市場予想と大きく上振れるサプライズとなったことから、1月データが下方に改定される可能性が想定されます。2月分のデータと合わせた判断が必要となることから、通常以上に発表後の動きに注意したいと思います。また、カナダの失業率にも注目です。米国経済圏としての雇用環境の実態把握が求められます。
軟調な展開を続けるUSD・CADの動きには警戒したいと思います。再来週には米国のFOMCを控えていることから、FRB高官のブラックアウト期間入り前の発言には注意したいと思います。
 週明けから、米国では夏時間に変わります。日本時間対比で1時間前倒しになります。ちなみに英国と欧州の夏時間入りは3月31日から、オセアニアの冬時間入りは4月7日からになります。