2020年2月24日の環境分析データ

新型ウィルスの拡大とともにリスク回避の動きが強まっています。週明けは窓開けで始まり、方向感をつかみにくい状況になっています。JPY・AUDの弱さが目立つ一方、EURが強含む動きが出てきました。USDJPYの上昇も一服感が出ており、目先の調整が想定される展開になってきました。

スワップ一覧(Axiory/BigBoss/XM)_2020/2/22

先週、2週間に1回程度の更新とコメントしましたが、動きが出てきたので、今週も更新しています。さらに、前週比をグラフに追加しました。個々の会社によって変動のあることが良くわかると思います。AxioryではNZD系通貨の変動が目立っています。

時間帯別ボラティリティ 2020年2月第3週

高ボラティリティ通貨に変動はありませんが、低ボラティリティ通貨に若干の高まりがみられます。クロス円やドルストレート通貨が動き出してきていることから、全般のボラティリティが底上げされてきています。徐々にトレンドを確認できる通貨が増えてきたので、今後ボラティリティの高まりが期待されます。

先週の決済トレード

先週決済した通貨のパフォーマンスは、3勝2敗となりました。EURGBP(左下)は-2σ抜けで発生しており、昨年12月安値を意識した動きが強く、負けトレードになりました。先週の当欄でもコメントした通り、±2σ抜けで発生したサインには注意が必要です。同様に+2σで買いサインの出たUSDJPY(右下)は近くに高値がないことで上昇が継続しました。買いサインは継続中ですが、サイン発生当日中に重要抵抗線での決済(+80.3pips)が可能でした。

2020年2月21日の環境分析データ

JPYの弱さ、USD・CADの強さが目立つため、USDJPY・CADJPYの強さが継続しています。その他のクロス円通貨も強含みの展開となっています。2日間大きく動いたこと、週末金曜日であることなどから、本日は一服感の強い展開を想定しています。トレンド継続の動きは強まっていることから、クロス円以外にドルストレート通貨にも注目しています。

2020年2月20日の環境分析データ

昨日は、欧州時間からUSDが強まり、クロス円に上昇トレンドが発生しました。やっとトレンド相場が始まったと考えています。今まではこのトレンドの持続が続かずに来ていますので今後の値動きには注意が必要ですが、ボラティリティの高まりからトレンド継続が期待されます。CADの強さも目立っています。このため、クロス円、ドルストレート、CAD系通貨に注目しています。

2020年2月19日の環境分析データ

昨日は、ボラティリティが回復しました。値動きが激しくなってきたことで、投資妙味が高まってきています。依然として、多くの通貨で収束する値動きが見られますが、大きく動き出す兆候がみえます。上位足でトレンドが明確な通貨への同調、レンジ上限・下限の通貨へのブレイク期待が強まっており、トレンド相場の始まりを期待しています。

2020年2月18日の環境分析データ

昨日は、米国の金融市場の休場を受けて、FX市場も閑散とした展開になりました。大幅にボラティリティが低下し小動きとなりました。EURの弱さが継続していますが、そろそろ一服感のでる水準にまで達してきました。Mark’sTradeでは複数の通貨に決済サインが発生しました。明確なトレンドが見れない状況が続いていますが、4時間足に収束する動きが強まってきているため、今後の動きに注目です。

2020年2月17日の環境分析データ

全般にボラティリティが低下しており、方向感の乏しい状況が続いています。本日は、米国・カナダの金融市場が休場となるため、NY時間は閑散な動きが想定されます。週明けでもあり、動きにくい転換と思われます。EURの弱さが継続しており、反転に警戒しながらもトレンド継続には注目です。また、GBP系通貨の一部に動きが出てきており、注視しています。

時間帯別ボラティリティ 2020年2月第2週

依然として、ボラティリティの高まりが進みません。明確なトレンドが発生しにくく、収束する動きを強めています。外部要因に不透明感が多いため、動きづらい展開が続いています。Mark’sTradeのサインも精度が落ちているように思いますが、4時間足に適用するよ効果が高い状況です。このように短期トレードを現状ではお勧めします。