米国の明日の休場を前に様子見?!

今日の環境分析 2025年1月8日(水)

オーストラリア消費者物価指数11月前年比:
          +2.3%(予想+2.2%、10月+2.1%)
米国ADP雇用者数12月前月比:
          +12.2万人(予想+13.5万人、11月+14.6万人)
米国新規失業保険申請件数(12/29-1/4):
          20.1万件(予想21.4万件、前週21.1万件)
     継続受給者数(12/22-12/28):
          186.7万人(予想186.2万人、前週184.4万人)
  

欧CPI・米ISMに注目!

今日の環境分析 2025年1月7日(火)

ユーロ消費者物価指数12月速報
       前月比:+0.4%(予想+0.3%、11月-0.3%)
       コア・前年比:+2.7%(予想+2.7%、11月+2.7%)
ユーロ雇用統計11月失業率:6.3%(予想6.3%、10月6.3%)
米国JOLTS求人数11月:
       809.8万人(予想774.3万人、10月774.4万人)
米国ISM非製造業景気指数12月:54.1(53.6、11月52.1)

今週の注目点(1/6-1/10)

1月6日(月)日本:仕事始め
1月7日(火)EU:消費者物価指数      
      米国:JOLTS求人数
         ISM非製造業景気指数
1月8日(水)豪州:消費者物価指数
      米国:ADP雇用統計
         FOMC議事録公表
1月9日(木)豪州:小売売上高
      米国:新規失業保険申請件数
   休場:米国
1月10日(金)米国:雇用統計
          ミシガン大学消費者信頼感指数
       カナダ:雇用統計

今週は、週末の米国の雇用統計に向けて、労働統計の発表が連続します。次期トランプ大統領の就任が近づくとともに、米国の移民政策に伴う労働市場のひっ迫警戒感が強まります。これを受けて米国金利が高止まりを続けるようだとUSDの強さが継続すると思われます。また、年末年始にかけて警戒していたJPY安の動きは限定的だったため、金利高を反映した中長期的なJPYの強さにも注意したいと思います。

今週の注目点(12/30-2025/1/3)

12月30日(月)
12月31日(火)中国:製造業・非製造業PMI      
   大晦日
       休場:日本
       短縮取引:英国
1月1日(水)
   元日
       休場:全市場
1月2日(木)米国:新規失業保険申請件数
       休場:日本
1月3日(金)米国:ISM製造業景況指数
       休場:日本

今週は年内最終の2日間、水曜日の元日を挟んで、年初の2日間になります。2日木曜日から日本を除き、実質的な年明け相場となるため、流動性が回復し、ボラティリティの高い展開を想定しています。日本のみ火曜日から金融市場は休場となるため、JPYをターゲットとした円安方向への仕掛け的な可能性があるので警戒したいと思います。