2020年4月16日の環境分析データ

昨日、当欄の表を前日分を記載してしまいました。
現在は、正しい表に修正済みです。申し訳ありませんでした。

体調不良のため思考能力が低下し、注意力が散漫になっていました。
チャートを見る気力もなくなったのは久しぶりでした。

皆さんも体調管理には気を付けてください。

4時間足で反転の動きが目立ち、週足の方向に回帰する動きがみられます。
通貨相関の欄を見て頂くと分かりやすいと思います。

2020年4月15日の環境分析データ

IMF(国際通貨基金)が「世界経済見通し」を発表しました。

「現在の危機は大恐慌ならぬ「大封鎖」の様相を呈しており、世界経済はこの危機の結果、劇的なマイナス成長に陥ることが予測される。」
(出所:IMF世界経済見通し2020年4月)

株式相場や商品相場などは、その絶対価値に基づいて価格決定されています。しかし、為替相場は相対価値によって決定されます。

各国・地域がマイナス成長の中での強弱感は、為替相場への影響を与えます。長期的視点にたって、為替相場の方向感を確認する良い機会だと思います。

興味があればですが、
IMFの世界経済見通しの抜粋(日本語)は、下記URLをご確認ください。
https://www.imf.org/ja/Publications/WEO/Issues/2020/04/14/weo-april-2020
その中でEnglishを選択すれば、英語ですが全文を確認することができます。
また、国際金融安定性報告書にも目を通すことをお勧めします。

依然として、上位足と下位足との方向感の逆転が続いています。
週足ベースで調整する動きが終息か継続するのか注目しています。
日足と4時間足の方向感が揃った通貨に注目しています。

2020年4月14日の環境分析データ

イースターマンデーとなった昨日は大きな動きはないと判断していましたが、予想外に動きました。

週末金曜日の閑散としたなかで収束していたJPY・USD・EUR系通貨に、大きく拡散する動きがみられました。

通貨強弱をみると、月足・週足の方向感と日足・4時間足の方向感が逆転しています。
つまり、上位足の方向性に対し、日足ベースでの調整の動きが出ていることを示しています。

日足と4時間足の方向性が一致してきているため、スイングでもデイトレでも方向感にそったトレードを心がけるようにしてください。
ただし、月足・週足の重要抵抗には十分に気をつける必要があります。

2020年4月13日の環境分析データ

先週末から今日まで、多くの国でイースター休暇に入っています。
イースター(イエス・キリストの復活記念日)、日本語では復活祭です。
早く普通の日常が復活することをお祈りしています。

先週末の金融市場の流動性は大幅に低下しました。
ボラティリティは年末のクリスマス休暇時並みの水準まで低下し、スプレッドも通常よりも広い状態で推移していました。

本日月曜日は、米国以外のキリスト圏国家の金融市場が休場しています。
このため、米国時間までは大きな動きがなさそうです。
週明け月曜日の朝は、大きな窓をあけることなく、おとなしく始まっています。

一部の通貨では、4時間足と日足の方向感が一致しだしてきており、週足の調整波の動きが出てきています。
今週は、週足のレンジ内での日足・4時間足のトレンドに注目していきたいと思います。
いくつかの通貨では、新たなトレードチャンスが生じてきています。

2020年4月10日の環境分析データ

昨日、ユニクロのファーストリテイリング社の2月期の決算発表がありました。
柳井会長からは「戦後最大の人類の危機だ」とのコメントが発せられています。

同社の決算発表で、8月期の利益は38.5%減少する見通しとのことです。
株価は、株価収益率(PER) × 一株当たり利益(EPS) で表示することがあります。
利益の38.5%減少は、PERに変化がないと仮定して、株価の38.5%下落を意味します。

このように企業決算において、大きな利益の減少は株価の下落につながります。
また同社の株式は、日経平均株価の価格形成において重要な位置づけにあります。
その結果として、為替市場、なかでもUSDJPYには影響を与えるので注意が必要です。

本日から月曜日までは、キリスト系国家がイースター休暇に入るため、為替市場の流動性は低下してくることが想定されます。

新型コロナの影響で急激に拡大したボラタイルな動きが落ち着いてきていますが、市場参加者の少なさから予期せぬ値動きには警戒したいと思います。

4時間足のトレンドが徐々に日足に波及してきています。
週足と逆方向の動きが本格化しつつあり、週足の調整波の動きを強めています。
週明け、イースター休暇明けの動きを見越して、今日の相場に取り組むようにすることをお勧めします。静観するのもありかもしれません。

2020年4月9日の環境分析データ

中国武漢で封鎖解除から発表され、ハイテク企業や自動車の工場が生産を再開してきています。一部の国では感染拡大ペースの鈍化が確認されるなど、終息の兆しが見えてきていることは本当に喜ばしいことです。

昨日TVのインタビューで、新橋のサラリーマンが「絶対に生き残る!」と力強くコメントしていました。
みなさんも自分の身を守ることを最優先にお過ごしください。

日足のレンジ局面は続いていますが、値動きが収束してきています。
4時間足ではトレンドが出始めている通貨もあります。
日足で明確なトレンドが発生していなくても、上位足の重要抵抗線まで値幅がある場合には、トレードチャンスはあると判断しています。

中国経済の回復への期待感からAUDは戻り局面にあり、4時間足では最強通貨になってきました。全般に上位足と逆行する動きが強まってきていますが、戻りのめどを水平線やフィボナッチなどを利用して見極めておくことが重要です。

2020年4月8日の環境分析データ

昨日午後、人気ブログランキングに参加して初めて1位(スイングトレード部門)を獲得しました。(4月8日8時現在2位)

いつも応援していただき、ありがとうございます。一層の充実を図っていきますので、引き続き応援をお願いします。

昨日は日本で非常事態宣言が発せられました。
読者の皆さんも不自由なことと思いますが、感染しないことを第一にお過ごしください。
トレーダーにとっては、勉強時間と思い検証作業に時間を費やすことが一番です。

日足のレンジ局面が続いています。
新型コロナ感染の推移と終結後の景気低迷を見越したような動きです。
当面は、日足レンジ内で4時間足のトレードに専念した方が良さそうです。

短期的には上位足の方向と逆行する動きが目立っているため、利益を伸ばすことより利益を確保することを優先したトレードが望まれます。
ボラティリティは3月のピーク対比減少していることにも留意してください。

2020年4月7日の環境分析データ

日足のレンジ局面は続いていますが、4時間足でトレンドが発生する通貨がドル系中心に目立ってきました。
まだ収束している通貨も多いため、次のトレンド発生通貨を探す時間は十分にあります。

目先の動きは、新型コロナの感染状況を反映したような動きです。
米国のピーク観測、英国首相の感染症状、日本の緊急事態宣言など、そのまま通貨の強弱に表れてきています。

値動きがテクニカルで説明できるかどうか確認しないと、思惑的な動きで逆行することもあるので注意が必要です。

本日、オーストラリアの貿易収支・RBA政策金利が発表されます。
冬時間への移行により、発表時間が今月から1時間遅れになっていることに注意してください。

2020年4月6日の環境分析データ

依然として、日足レンジの中で4時間足の収束の動きが続いています。週末のボラティリティはすべての通貨が30日平均対比を下回りました。

ボラティリティの落ち着きのようにみえますが、収束から発散の動きに変化してくれば、再び大きなボラティリティになる可能性があります。

通貨相関ではUSDの強さとAUDの弱さが目立っています。CADやEURは反転の動きがあり注意が必要です。

コロナ感染に伴う自粛疲れがあるように、相場の大きな変動にも自粛のような落ち着きを取り戻す動きがあり、現在はその局面と判断できます。

世界経済の停滞に伴う各国経済の回復潜在力の強弱感は、通貨の値動きが示してくれます。通貨の強弱を意識した通貨選択が必要です。

2020年4月3日の環境分析データ

4時間足の収束の動きは継続しており、大きく動き出す準備段階に入っていると考えています。日足ではレンジ局面の通貨が多いため、方向性の判断は難しくなっていますが、週足・月足などの上位足の方向に沿う形になると考えています。本日は米国の雇用統計が発表されますが、悪化するとのコンセンサスは出来上がっているので、指標発表に伴う大きなサプライズはないかもしれません。AUD・NZDの弱さは一貫しているので、関連通貨に注目しています。
来週からオセアニアでは冬時間に入ります。オーストラリアの指標発表は、主に10時30分になるので注意が必要です。