今日の環境分析 2020年5月14日

世界に広がるマイナス金利政策

昨日午前、ニュージーランド準備銀行(中央銀行)は、量的金融緩和の拡大を発表しました。
加えて2021年初めまでは政策金利を0.25%に据え置くとの見通しも明らかにしたものの、追加策としてマイナス金利も選択肢の一つとの見解を示しました。
これを受けて、NZDは急低下しました。

一方、昨日夜、米連邦準備理事会(FRB)は追加の金融緩和策を検討するものの、トランプ大統領の要望するマイナス金利政策に対しては否定的な見解を示しました。

米国では一般市民への影響が大きいため実行は不透明ですが、マイナス金利政策は世界中に広がってきています。
新型コロナの収束からの回復を確認できるまで、世界中で超低金利の時代が続くと思います。

こうした流れを受けて、FXにおいてはプラススワップ通貨の値動きに注意が必要です。
ブログでは、毎週末、推奨FX会社のスワップポイントを表示しています。ほとんどがマイナススワップになっていますが、いくつかプラススワップ通貨が残されています。
わずかな金利を求めて、あるいは金融政策の変更を見越して、資金の流れが強まることが想定されます。

今日も経済指標の発表がありますが、悪化していることが確実視される経済指標より、現状を見据えた各国中央銀行総裁の発言にはサプライズが発生する可能性も高く、注意したいと思います。

今日の環境分析 2020年5月13日

欧州時間のボラティリティが高まる傾向がみられます。
通貨によっては、米国時間よりもボラティリティの高いものもあり、デイトレーダーにとっては美味しい時間帯となってきたと思います。

通貨の強弱感が混迷としているなか、GBPの弱さが目立っています。
同じ弱い通貨と考えていたEURとGBPでしたが、EURGBPの上昇からEUR対GBPの強弱感が明確になりつつあります。
今日は、17:30に英国の第1四半期GDPの発表があり、GBP系通貨の値動きには注意が必要です。

今日の環境分析 2020年5月12日

損をしない投資法

それは、投資しないことです。
インフレなどがあれば実質的な価値は目減りすることもありますが、通常は現金を保有している限り損をすることはありません。

でも、資金は増やしたい!

それは分かるものに投資することです。
分からないもの中途半端な理解しかできないものに、投資しないでください。

米国の著名な投資家であるウォーレン・バフェット氏は、自分の分かるものにしか投資しないことを貫いています。
先日、新型コロナの影響で先行き不透明な航空業界の株式を売却したことを、ニュースで聞かれた方もいると思います。

今は、世界中で、何となく収束に向かいつつあって、何となく緩和措置が始まってきています。
明確なことが分かるまで投資しないことが一番です。

Mark’s TradeではFXのスイングトレードを分かりやすく説明しています。
でも、今は分からないということが、分かっていることです。

日足の動きは収束を強め、方向感のない状況が続いています。
方向感の分からない現状では、無理にトレードする必要はないと考えています。
チャートにおいては、収束の後には必ず発散がきます。
その発散の動きをじっくり待ちたいと思っています。

それは今日かもしれないし、もっと先かもしれない。

今日の環境分析 2020年5月11日

新型コロナの感染状況と連動する通貨?

日足・4時間足は、再び、月足・週足の方向感と逆の動きになってきています。
強い通貨はAUD・NZD、弱い通貨はEUR・GBPとなってきています。
これら通貨の動きは、新型コロナの感染状況と連動しているかのようです。
感染に伴う景気悪化が想定され、その実態として通貨安につながっていると思います。

若干、落ち着きの動きが見えますが、二次感染の可能性は否定できせません。
その際には、早めの緩和措置を取ってきている欧州に警戒が必要と考えます。

先週末に発表された米国雇用統計は驚きの数字でしたが、事前予想とのギャップが少なく、大きな価格変動とはなりませんでした。

今日の環境分析 2020年5月8日

連休明けの東京では、通常よりもボラティリティが高くなりました。
前日にやっと揃ったと思った方向感が、再び崩れてしまいました。
日足の収束が強まってきており、トレンドの発生には次のタイミング待ちです。

EUR・GBPの弱さが目立っており、関連通貨に注目しています。

今日は、米国の雇用統計が発表されます。
悪化していることは市場に織り込み済なので、予想と現実とのギャップが発生した場合の価格変動に警戒が必要です。

今日の環境分析 2020年5月7日

緊急事態宣言は5月末まで延長されていますが、
なんとなく元々の解禁日だった今日から解禁されているように感じているのは、自分だけでしょうか?

昨日、買い物に行った先の2店でマスクが販売されていました。
マスクが普通に買えるようになる頃が、新型コロナ感染のゴールが見えてくるのではと期待しています。
(アベノマスクはどうなったんだろう?)

連休明けの今日から、株式市場は再開し、東京の金融市場も動き出します。
このため、今日は東京時間から値動きには注意が必要です。

月足から4時間足まで方向感が揃ってきました。
やっと動き出してきたと思っています。
USDやJPYの強さが目立っているため、ドルストレート通貨やクロス円通貨に注目しています。
ただし、USDJPYはともに強い通貨同士の組み合わせであることに注意してください。

今日は、英国の政策金利や米国の新規失業保険申請件数など、注目すべき経済指標の発表があるので、発表時間前後の値動きには十分に注意してください。

今日の環境分析 2020年5月6日

方向感のない状況が続いており、各通貨・各時間足で収束する動きが続いています。
いつ動き出してもおかしくない状況ですが、動き出してから判断しても遅くはありません。

「ドイツ憲法裁判所が欧州中銀の量的緩和は一部違憲」との判断をくだしました。
ドイツ国内に限定されることですが、EUR全般にとってはあまり良い材料とはいえません。
当面、EURは弱含む展開が想定されます。

今晩は、米国のADP全国雇用者数が発表されます。
8日(金)には雇用統計の発表も控えているため、その前に今日の雇用状況の数字に反応することはおおいにあります。
USDJPYは3月の101円台までの急落から111円台まで反発した後、いまは106円台前半までじわじわと下落しています。USD系通貨の値動きに注意が必要です。

今日の環境分析 2020年5月5日

もうはまだなり、まだはもうなり

相場格言です。

緊急事態宣言が5月末まで延長されました。
もう終わりかなと思っていたのに、まだでした。
延長されると予想していても、自粛疲れしてきますね。

しかし、ここはネガティブに考えず、ポジティブな発想に切り替えましょう!
変化に対応できるものが生き残れます。

先週末に、もう動き出したかなと判断した相場は、まだのようでした。

大きく動いた反動から、4時間足ベースで調整の動きになりました。
しかし、通貨の強弱感からは変化がないため、押し目・戻り目局面を提供としてくれていると考えています。

トレンドの確認は近いと思います。

今日の環境分析 2020年5月4日

推奨FX口座ではないですが、ヒロセ通商(LionFX)からマスク2枚が届きました。

口座開設者向けに郵送しており、個人口座限定のようで法人口座では届いていません。
最近、まったく取引していないのに、ちょっとした心遣いに嬉しくなりました。
同社の食品キャンペーン好きだったので、またトレードを再開しようかと思ってしまいました。

ちょっとした心遣い

改めて自分に何ができるのか、問いかけてしまいました。


動き出してきた!

と思っています。
AUD系通貨の下落が目立ち、週末金曜日のEURAUDの上昇は際立っていました。

4時間足でトレンドが発生し、日足では上位足の方向に回帰する動きが強まり、上位足から下位足まで方向感が一致しつつあります。

日足の明確なトレンドを待ちたい所ですが、
今週中には確認できるのではないかと思っています。

今日の環境分析 2020年5月1日

今日から5月です。

爽やか季節を迎え、太陽の光を十分に浴びましょう。
ただし紫外線対策も忘れずに。

と家にこもりがちの自分に言い聞かせています。


4月は3月の反動からボラティリティが低下し、スイングトレードには難しい局面でした。
サインが発生していない時間が長く続いてもイライラせず、次の展開にワクワクしましょう。

昨日は、久しぶりにボラティリティが高まる展開で、EUR・GBPが欧州・米国時間に大きく動きました。
日足においては、調整の波が強まり、EURの下落トレンドの持続性は一旦は否定されたと考えています。

本日は、月初・週末・GW前・欧州がメーデーで休場など、需給面での不透明感の強い状況ですので、思わぬ値動きが発生する可能性も否定できないので注意してください。