
JPY・USDが下位足で強くなってきており、日足の調整が続いています。
GBPはブレグジットの動きを警戒するようになり、欧州中央銀行はEUR高懸念のコメントをだすなど、波乱含みの要因が増えてきました。内容を十分に消化し、市場の方向性が明確になるまで分かりにくい局面にあると思います。
本日は、米国とカナダが祝日となり、米国時間は大きな動きが期待できません。
全般に方向感のない展開となっているので、明日以降の展開を待ちたいと思います。
9月に入りました。
8月は方向感がつかみづらく、夏枯れの展開でした。例年、8月は動きの乏しい月なので、慎重なエントリーに心がけるべきでした。
しかし、先週金曜日から動き出してきたと考えています。
安倍総理の辞任表明で円高方向に向かう局面もありましたが、JPYの弱さは継続しています。USDの弱さも継続しているためUSDJPYは方向感のない展開ですが、その他のクロス円通貨は堅調な展開になっています。ドルストレート通貨も同様です。
昨日は、英国が休場の割には欧州時間にボラティリティの高い状況になりました。
先週金曜日に大きく動いた割には、反動は小さくなりました。
初動局面での大きな変動がトレンドを形成すると考えるため、この動きには注視していきたいと思います。
安倍総理が辞任を表明したことを受けて、週末金曜日は大きく変動しました。
しかし、USDJPYは影響を受けましたが、クロス円通貨にはあまり大きな影響を与えていません。JPYの相対的な弱さが継続しているためです。USDの弱さも継続しているため、ドルストレート通貨も堅調です。
メジャー通貨の弱さ、マイナー通貨の強さが継続しています。強弱通貨の組み合わせに超う黙しています。
週末金曜日に1%以上変動しているため、本日は反転調整の可能性もあります。調整の規模に注意したいところです。初動局面での大きな動きの後は、トレンドが始まることも多いので、トレンドにしっかり乗っていくことが大事です。
クロス円に動きが出てきました。
日足では、まだレンジ局面ですが、4時間足での動き出しが確認できます。この動きが継続するのであれば、日足へと波及してくるものと思われます。
その他の通貨ペアも収束する動きを強めており、発散へ転じるのは近いと思います。大部分の通貨で発散の動きが発生すれば、大きなトレンドの発生が期待できます。
USD・JPYともにどの時間足でも弱い通貨に位置しています。クロス円・ドルストレート通貨に注目しています。