
昨日は、NZD系通貨が大きく動きました。大きく動いた後だけに反発の動きも想定されますが、一旦は見送り通貨になったと思います。
JPYの強さは継続しているため、クロス円の弱い基調は継続しています。
ただ、多くの通貨ペアで上位足の重要抵抗線を控えており、もみ合いながらのトレンド継続と考えています。
また、EURGBPの動きから、再びEURがGBP対比で相対的に強い流れになりそうです。
昨日は欧州時間に大きな動きがみられたように、直近は欧州時間のボラティリティが高まっています。
GBPは、昨晩の英国の政策金利の発表後に大きく下落しましたが、米国時間には全戻しとなるなど、日中は大きな動きとなりました。
GBPからEURへの売りの流れには変化がないように思われます。
USD・CADの弱さ、JPY・NZDの強さが継続しています。
来週、月曜日・火曜日と日本は祝日のため、4連休を控えた日本時間では資金手当ての動きが強まることが想定されます。
本日は、英国とカナダの小売売上高が発表されます。
この指標は、個人消費を表す重要な指標となるので、関連通貨は内容次第で大きな動きになることも想定されます。
とはいえ、全般に方向感のない展開と判断できるため様子見し、週明けからの動きに期待したいと思います。
今週は重要な経済指標が続いていることもあり、小動きの推移になっています。
本日未明に発表された、米国FOMCの政策金利の発表を受けても、想定していたほどには動くことのない状況でした。
金利見通しでは2022年までとしていたゼロ金利政策を2023年まで延長しました。金融緩和姿勢の維持を表明したことなどから、ファンダメンタル面からUSD高の方向は期待しづらい状況が続くと思われます。
しかし、通貨ペアは、相対価格になるため米国以外の国の金融政策にも注目した上で強弱関係が決定します。
本日発表の日本や英国の金融政策の動向に注目しています。
NZDの強さやJPY・USD・CADの弱さは継続していますが、GBPは反転の動きを見せています。
EURGBPの反転の動きが強いため、GBPからEURへと売りの姿勢が強まったと思われます。
昨日は、終日、小動きの推移となりました。
今週は、明日未明のFOMCの政策金利の発表を筆頭に、多くの重要な経済指標が発表されます。これを受けて、神経質な展開が続いています。
新型コロナ収束にはまだ遠いですが、これ以上の経済停滞を回避するため、経済活動を優先する動きが各国で強まっています。
このため、各国の金融政策は経済対応に向けたメッセージになるのではとの思惑があります。
各国の金融政策の方向性を確認し、対応していきたいと思います。
NZD・JPYの強さやUSDの弱さは継続していますが、その他の通貨は調整の動きが強まっています。一部の通貨ペアでは最終の収束局面を迎えています。次の発散局面待ちの状況です。
明日未明のFOMCの金融政策発表は、そのきっかけになるかもしれず注目です。
本日は、その他にも重要な経済指標が続くため、関連通貨の動きに注意したいと思います。
欧州中央銀行の政策金利と声明発表を受けて、久しぶりに米国時間に大きく動きました。
EURGBPが上昇し、GBP系通貨全般に大きく下落する動きとなりました。
現状、GBPが最弱通貨となっており、短期足の動きが日足に波及し、週足にも影響を及ぼしています。
大きく動いただけに、上位足の抵抗線が近づいてきました。
抵抗を見極めつつ、慎重な対応が必要だと思います。
通貨相関で見ると、4時間足ではメジャー通貨が強くマイナー通貨が弱いのに対し、日足・週足ではメジャー通貨が弱くマイナー通貨が強くなっています。
GBP系通貨は明確な動きになっていますが、その他の通貨は分かりにくい展開です。
週末でもあることから、見送りが賢明と思います。
GBPの弱さは継続していますが、スピード調整のようなもみあいの動きになっています。
前日に1%以上の変動となる通貨ペアが多かったために、その反動を想定していましたが、反転の動きは予想外に大きなものではありませんでした。
7月にも同様の動きがあった時は、翌日には前日の動きを否定する同等の動きを見せていました。
このため、足元で動き出した方向感に変化はないと考えています。
本日は、20:45に欧州中央銀行(ECB)の政策金利と声明が発表され、21:30にはECB総裁の記者会見があります。
政策金利そのものよりも声明・総裁発言に注目しています。
EUR高をけん制する内容があるのかなど、方向感を決定づける可能性が高いと考えています。
AUDの強さが戻ってきていますがマイナー通貨全般に弱い展開にあることから、これら通貨と強さの回復しつつあるJPY・USDとの組み合わせに注目しています。
EURはECBの政策金利の発表を控えているため、慎重な対応が求められると思います。