今日の環境分析 2020年10月6日

週足と4時間足が同調する中、ドルストレートとクロス円通貨の一部では4時間足に動きを確認できます。

4時間足の動きが日足に波及し、ミドルバンドを抜けてくる通貨ペアが見られます。週足・4時間足の方向性に日足が同調する動きと判断でき、トレンド発生の予兆と考えられます。
多くの通貨ペアは、収束の最終段階に入ってきていると判断しており、動き出してくるのは時間の問題と考えています。

本日は、欧米の金融当局の要人発言が予定されおり、内容次第では大きな動きも想定されるので注意が必要です。

今日の環境分析 2020年10月5日

週末は米国雇用統計の発表を控え見送りしていたところ、トランプ大統領のコロナ感染のニュースを受けて金融市場全般に波乱に富んだ展開となりました。

とはいえ、多くの通貨ペアで収束の動きが強まっており、発散に向けての準備に入っていると思います。月足と日足、週足と4時間足がそれぞれ通貨強弱が同調しており、上位足・下位足での方向性を確認するのは困難な状況にあります。動きを確認してから判断していきたいと思います。

昨日から、オセアニアでは夏時間になりました。AUD・NZD関連通貨を見る時には注意してください。なかでも従来10:30発表だったオーストラリアの経済指標は9:30になります。日本時間の仲値決定に向けての動きと重なるため、経済指標の発表時間には注意が必要です。

今日の環境分析 2020年10月2日

昨日は、終値でみると大きな変化はありませんが、日中は大きく動きました。

なかでも、GBP系通貨は、英国のEUとの離脱交渉に関連する情報から、上下動の激しい展開となりました。1時間足で50pips以上の大きな動きが、陰線2本、陽線1本、陰線1本と4本もありました。
短期足の流れが上位足に影響を与え、トレンドの発生につながることはよくあります。しかし、短期足の大きな動きを安易にトレンドの発生と判断せず、上位足の方向性を十分に確認することが重要です。
現状、上位足は重要抵抗線を意識した硬直した状態にあります。動き出せば相当大きな動きになると思うので、慌てることなく方向性の確認を待ちたいと思います。

本日は、米国の雇用統計が発表されます。
米国大統領選挙が近づいてきたことから、今まで以上に経済指標には敏感になると思うので警戒が必要です。
このような時は、ポジションをもたずに静観することが一番です。

日曜日から、オセアニア各国はサマータイムに移行します。
これまで、10時30分に発表されていた経済指標が1時間前倒しの9時30分になります。
エントリーの際には、注意するようにしてください。

今日の環境分析 2020年10月1日

10月になりました。

今年は、もう3か月になりました。
今年は、まだ3か月あります。

みなさんは、どちらで考えるでしょうか?
相場格言に、こういう言葉があります。

「もうはまだなり、まだはもうなり」

自分なりの解釈で相場に取り組んでいきたいものです。

昨日は、米国大統領選挙の第1回目の候補者討論会が行われました。実況でみていましたが、その内容は失望感以外の何物でもありません。討論会前と情勢に大きな変化はなく、目先のUSDの波乱要因は回避できたと考えて良さそうです。

今週は、9月末の特有な動きで、ボラティリティが大きくなっています。チャートでもヒゲが多く、ダマシの多い状況になっています。
こんな時は、見送りが一番です。明日は、米国の雇用統計の発表があります。静観の週と捉えていきましょう。

今日の環境分析 2020年9月30日

昨日は、AUDが反発し、AUDJPYが大きく動きました。
ここ数日の動きは、日足の調整波の動きになっており、四半期末特有のポジション整理かもしれません。調整のうごきであるのか、トレンド転換になるのか、方向感が確定するのを待ちたいと思います。

本日は、午前中の米国大統領選挙の候補者討論会に注目が集まっています。劣勢となっている現職のトランプ大統領が予想外の発言があった場合、市場にとっては大きな波乱要因になる可能性があります。

月末・四半期末であることから、ボラティリティの高い展開が想定されるので警戒が必要です。週末には米国雇用統計の発表もあり、今週は静観しているのが無難かもしれません。

今日の環境分析 2020年9月29日

昨日は、GBPの反転の動きが強まりましたが、その動きの大部分は売りポジションの決済に伴う上昇のようでした。
このため、上位足の重要抵抗線付近まで上昇すると一服し、反落する動きとなりました。
日中は大きく動きましたが、終値で比較すると通常の変化幅に留まりました。

今週は、月末とともに四半期末であることから、昨日のGBPのようにポジションを整理(決済)する動きが強まる傾向にあります。
ちょっとした動きがオーバーシュートとなりえますので、動きに惑わされることのないように注意してください。
上位足の重要抵抗線を意識していると、動きの目途が判断できると思います。
昨日も書きましたが、ミドルバンドとの位置関係に注目する必要があります。

足元では、下位足の調整の動きに注目です。日足へ波及するのか、反発・反落に転じるのか、動きを見ていきたいと思います。

今日の環境分析 2020年9月28日

週末の作業の一つに、週足の確認があります。
週足では、複数の通貨ペアがミドルバンドを抜けてきました。

これは、領域の転換を意味しています。
週足の領域が転換した通貨ペアの多くは、日足ですでに転換した方向へのトレンドが始まっています。月足にも同様のことが言えます。
上位足の領域転換に伴って、大きな流れを生むことはよくあります。
今週は、月足の確定に注目していきたいと思っています。

通貨相関からは、週足のみが他の時間足と強弱感が異なっています。
週足の領域転換が進むと、上位足から下位足まで方向感が揃うので、今週の動きには注目していきたいと思います。

USDの強さが継続し、GBPには反転の動きがみられます。
今週は、月末特有の動きが想定されるので、警戒していきたいと思います。

今日の環境分析 2020年9月25日

USDの強さは継続しているものの、JPYの強さが一服してきた模様です。
このため、クロス円は調整の動きを強めています。

多くの通貨ペアで下位足では方向感の分かりにくい動きがみられます。
上位足の重要抵抗線を意識した動きともとれます。

週末であること、月末・四半期末が近いことから、慎重な対応が必要です。

今日の環境分析 2020年9月24日

昨日は、オセアニア通貨が大きく動き、日本時間のボラティリティが高まりました。

AUD・NZDの弱さが際立ったため、通貨相関(強弱順位)では中位の通貨でも強めの動きになっています。
このため、通貨の組み合わせに注意しないと、想定外の動きになることがあります。
例えば、比較的弱い順位にあるGBPと最も弱い通貨のAUD・NZDとの組み合わせである、GBPAUD・GBPNZDは昨日大きく上昇しました。
GBPは弱い通貨と継続して判断していますが、弱い通貨同士の組み合わせでも弱さの順位に注意しないといけない好例となりました。

JPY・USDの弱さは継続しています。
このため、USDJPYを除くクロス円通貨やドルストレート通貨には継続して注目しています。

今日の環境分析 2020年9月23日

USD・JPYの強さが継続しています。
このため、USDJPYの動きは判断しづらい状況ですが、ドルストレート通貨やクロス円通貨にトレンドを確認することができます。

本日は、夕方に欧州・英国のPMIが発表されます。
足元、欧州・英国では、新型コロナの再拡大の動きが金融市場の波乱要因になっていることから、景気指標には注目されます。

市場全般に、要人発言などからボラティリティの高い値動きの荒い展開となってきています。
大きな流れには変化はないため、目先の動きに惑わされることのないように注意したいと思います。