今週は期末要因のポジション調整、今日は欧米PMIに警戒!

今日の環境分析 2025年3月24日(月)

購買担当者景気指数(PMI)3月
      フランス製造業:48.9(予想46.2、2月45.8)
         非製造業:46.6(予想46.3、2月45.3)
      ドイツ製造業:48.3(予想47.1、2月46.1)
        非製造業:50.2(予想52.1、2月52.2)
      ユーロ製造業:48.7(予想48.3、2月47.3)
        非製造業:50.4(予想51.1、2月50.7)
      英国製造業:44.6(予想47.3、2月46.4)
       非製造業:53.2(予想51.0、2月51.1)
      米国製造業:49.8(予想51.8、2月51.6)
       非製造業:54.3(予想51.0、2月49.7)

今週の注目点(3/24-3/28)

3月24日(月)フランス・ドイツ・英国・欧州・米国:
                 製造業・非製造業PMI
3月25日(火)ドイツ:IFO景況指数
        米国:消費者信頼感指数
3月26日(水)オーストラリア・英国:消費者物価指数
        米国:政策金利発表・FRB議長の記者会見
3月27日(木)米国:新規失業保険申請件数、第4四半期GDP確報値
3月28日(金)日本:東京都区部消費者物価指数
       米国:PCEデフレーター、ミシガン大学消費信頼感指数
3月30日(日)欧州・英国:夏時間入り

先週発表された経済指標には大きなサプライズがなかったことから、市場のボラティリティは低下しました。今週は、月末・四半期末・年度末を控えていることから、本邦企業のレパトリエーション(海外資金の本国還流)からJPYの動きには警戒したいと思います。市場の方向感は失われた状況にあるため、ちょっとした材料に過剰反応する可能性があります。トランプ関税による世界経済の混乱、ウクライナ・中東の展開などに注意したいと思います。

+726.0pips獲得_3月第3週のデイトレード

2025年3月第3週(3/17-3/21)の実績

 9通貨ペア:+726.0pips(3月累計2,906.7pips)
 勝率:100.0%、18勝0敗
 見送り:3回
 トレード無し:無し
 収益上位3通貨:
     GBPAUD(145.5pips)>EURUSD(127.8pips)
               >AUDUSD(112.2pips)

 今週は、日米英の金融政策やトランプ関税の影響などから様子見となり、ボラティリティの低い展開となりました。このため、トレードチャンスが少なくなりました。100pipsを超えるトレードがなく、エントリーしても少ない収益で決済する局面がありました。

英国・スイスの金融政策に注目!

今日の環境分析 2025年3月20日(木)

オーストラリア雇用統計2月雇用者数:
             -5.28万人(予想3.20万人、1月4.40万人)
              失業率:4.1%(予想4.1%、1月4.1%)
英国ILO失業率1月:4.4%(予想4.4%、12月4.4%)
英国中央銀行政策金利3月:4.50%(予想4.50%、2月4.50%)
米国新規失業保険申請件数3/09-3/15:
            22.3万件(予想22.2万件、前週22.0万件)
       継続受給者数3/02-3/08:
          189.2万件(予想188.6万件、前々週187.0万件)
スイス中央銀行政策金利3月:0.25%(予想0.25%、12月0.50%)

今週の注目点(3/17-3/21)

3月17日(月)米国:小売売上高
3月18日(火)ドイツ:景況感調査
        カナダ:消費者物価指数
3月19日(水)日本:政策金利発表・日銀総裁の記者会見
        米国:政策金利発表・FRB議長の記者会見

3月20日(木)日本:祝日
        英国:政策金利発表・BOE総裁の記者会見
       スイス:政策金利発表・SNB総裁の記者会見

        米国:新規失業保険申請件数
3月21日(金)日本:全国消費者物価指数
       カナダ:小売売上高

今週は、日本・米国・英国・スイスの政策金利が最大の注目材料です。市場見通しではスイスを除き金利据え置き見通しとなっていますが、据え置きは市場に織込み済みと思われます。声明文や総裁会見において、どの程度、今後の金融政策に言及するのかに注目が集まります。なかでもトランプ関税による世界経済への影響を、どう判断しているのかに市場は注目しています。