今日の環境分析 2025年3月25日(火)

ドイツIFO景況指数3月:86.7(予想86.9、2月85.2)
米国消費者信頼感指数3月:92.9(予想94.2、2月98.3)
3月24日(月)フランス・ドイツ・英国・欧州・米国:
製造業・非製造業PMI
3月25日(火)ドイツ:IFO景況指数
米国:消費者信頼感指数
3月26日(水)オーストラリア・英国:消費者物価指数 米国:政策金利発表
・FRB議長の記者会見
3月27日(木)米国:新規失業保険申請件数、第4四半期GDP確報値
3月28日(金)日本:東京都区部消費者物価指数
米国:PCEデフレーター、ミシガン大学消費信頼感指数
3月30日(日)欧州・英国:夏時間入り
先週発表された経済指標には大きなサプライズがなかったことから、市場のボラティリティは低下しました。今週は、月末・四半期末・年度末を控えていることから、本邦企業のレパトリエーション(海外資金の本国還流)からJPYの動きには警戒したいと思います。市場の方向感は失われた状況にあるため、ちょっとした材料に過剰反応する可能性があります。トランプ関税による世界経済の混乱、ウクライナ・中東の展開などに注意したいと思います。
3月17日(月)米国:小売売上高
3月18日(火)ドイツ:景況感調査
カナダ:消費者物価指数3月19日(水)日本:
・日銀総裁の記者会見政策金利発表
米国:政策金利発表
・FRB議長の記者会見
3月20日(木)日本:祝日
英国:政策金利発表
・BOE総裁の記者会見
スイス:政策金利発表
・SNB総裁の記者会見
米国:新規失業保険申請件数
3月21日(金)日本:全国消費者物価指数
カナダ:小売売上高
今週は、日本・米国・英国・スイスの政策金利が最大の注目材料です。市場見通しではスイスを除き金利据え置き見通しとなっていますが、据え置きは市場に織込み済みと思われます。声明文や総裁会見において、どの程度、今後の金融政策に言及するのかに注目が集まります。なかでもトランプ関税による世界経済への影響を、どう判断しているのかに市場は注目しています。