
昨日は市場全体で小幅な動きにとどまりましたが、価格の収束は年明けに向けた大きな変動の前触れである可能性が高いと考えています。通貨相関からは、日本円と英ポンドの強さが際立ち、米ドルとユーロの軟調な推移が続いています。豪ドルは一時的な上昇一服を見せており、現在は特定の通貨に絞るよりも個別の通貨ペアを慎重に見極めるべき局面です。本日は米FOMC議事録の公開が控えていますが、地政学的リスクによる突発的な市場の変化にも警戒を払う必要があります。全体として、新年に向けたトレンドの発生を注視しつつ、取引のタイミングを計る局面にあると考えています。
