今週の注目材料(12月22日~26日)

12月22日(月)英国:実質GDP確報値
   23日(火)米国:実質GDP速報値・耐久財受注(10月)・消費者信頼感指数
   24日(水)日本:日銀議事要旨公表
         米国:新規失業保険申請件数・耐久財受注(11月)
         英国・米国など複数国で短縮取引
   25日(木)日本以外休場
   26日(金)日本:東京都区部消費者物価指数
         日本・米国以外休場

 先週は、週前半に日銀の利上げ見通しを受けて154円台まで円高が進行しました。しかし、金曜日の日銀金融政策決定会合では利上げを発表しましたが、日銀総裁の記者会見では次回利上げについて明言することがなかったことを受けて円売りが強まり157円台まで円安が進みました。BOEの利下げやECBの政策金利据置きも発表されましたが、動きは少なく方向感の掴みにくい動きとなりました。
 今週は、木曜日がクリスマスのため日本を除くほとんどの国が休場となります。加えて、前日の水曜日は短縮取引となり、翌日の金曜日は日本と米国を除き祝日となります。このため、今週は実質的には月・火の2日間と考えてトレードをしたいと思います。全般に流動性が低下していくため、ボラティリティの低い展開が想定されます。その中で、円安の進むクロス円通貨の値動きには注意しておきたいと思います。日本においては年内受渡しを意識した実需の動きにも警戒しています。

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